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shimaとkimoの交換小説

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2006.04.07
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カテゴリ:カテゴリ未分類

何でこんなことに。。。。。


ロブを会議室に待たせたまま
私は、急いで自分のデスクに戻った


『ライアンには何て言おう。。。。。』



ライアンは2ヶ月ぐらい前に、友達の紹介で知り合ったアーティスト
特に付き合ってるって間柄でもないけど、週末には連絡を取り合っているボーイフレンドだ

まだまだステディーになる勇気も、忍耐力もない私だけど
本当は彼に次のステップを踏んで欲しいと願う自分がいることも確かだった

その一方で、ライアンよりもいい男が現れたときのために。。。。。と自分をフリーにしておけるそんな贅沢さもちょっと気持ちよかった


『やな女。。。。。。』


そうつぶやいたものの、アーティストと結婚して、一生貧乏な暮らしを強いられるのは真っ平だった
ここまで待ったのだ、これから先はじっくりと考えて男を選ばなくちゃ



20代はしっかり遊んだ
今では名前さえ思い出せない男もいる
どこかの男にとって、私も名前を思い出せない女の一人であることも分かっている
振られて、1週間アパートで泣き暮らしたなんてウブな時期もあった

しまいこんでいた、胸の奥の古い傷が少し痛んだ気がした
こんなセンチメンタルになれる自分が、まだ自分の中に残っていたことに驚きながら
細い指が、もう覚えてしまったライアンの電話番号を押した




プルルルルルルル。。。。。。。
プルルルルルルルルルルルル。。。。。。。。



『ハロー』



『。。。。。えっ?』一瞬、戸惑った
電話に出たのは、若い女の声だった


『ハロー? 
 ハロー?』


受話器の向こうで、女がリピートする



動揺を隠せないまま、乱暴に電話を切った









つづく 










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Last updated  2006.04.10 22:24:09
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