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shimaとkimoの交換小説

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2006.05.18
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カテゴリ:カテゴリ未分類
飛び込んだロブの胸の中で、ロブの鼓動がだんだんと早まるのを感じていた
もうどうでも良かった
仕事も
恋愛も
何もかも忘れて、ほんの一瞬だけそういうしがらみを考えなくていい
そんな時間が欲しかった

私の背中にしっかり廻ったロブの腕が、さらに力を入れて私を抱きしめた

静かに私はうなづいた


ロブの部屋から見える窓には、高速のライトがきれいな間隔をあけてイルミネートされていた
7年も住み慣れた街が、今夜はやけに見知らぬ街に感じる
窓の下を歩く人の流れを見つめながら
この街では、自分もこんなちっぽけな点のひとつでしかないんだと
さらに寂しさがこみ上げてきた


『僕、シャワーを浴びて来るよ
 キミエは少しゆっくりしたらいい』


『そ、そうね
 そうするわ
 なんか、いつもよりお酒が回っちゃったみたい』



バスルームへ向かうロブの背中を見ながら
後戻りはできないと自分に言い聞かせていた










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Last updated  2006.05.18 10:38:27
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