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テーマ:今日のこと★☆(105800)
カテゴリ:自閉症
壊れた浴室のドアーは、私達が深夜のドライブ に行っていたその時間の内に主人が直していた。 愛子は何かにつけそれが完全な形で修復されて いるか、チェックを入れている。 どこかの国のやはり自閉症の男の子が(大分以前に テレビで見た時、少年だったけど、今は大人の年齢に なってるはず)自分の目にした光景を別の場所で そのまま絵にして復元できるという驚異的な記憶の 持ち主がいた。その少年は一度目にしたものは針の 穴ほどのものさへ見落とすことなく見事に絵の中に 再現してしまうのだ。実験的にわざと遠くの方から 景色を見させ、書かせた絵と同じ景色を目の前にして 照合すると、小さな…それこそ小さすぎて目に入らない ものから、こんな所にこんな物なんてあったの?と 私達があとから気付く物まで見落とすことなく完璧に描かれていた。 その絵の上手さも評価されていて、確か…天才少年画家として異名を 取っていたその少年も実は、自閉症だったのですが…当時、見たり 聞いたりした方、覚えていますか? 記憶力の面でいえば、家の愛子…本来あるべき姿、従来どおりの形 というものには、すごいこだわりを持っていて壊れたものの中から 何か無くなってる物は無いか、元通りなったけど、足りないものは ないか、と違いを探し当てるのを趣味のようにしている。 だから、浴室のドアーもいつまでも気になる様子からして完全じゃ ないのかも知れないけど、今のところ、私達が見る限り変わった所 は無い。そのうち…な~んだ!そうだったの?が自然に私達に 分かるまで、愛子さん気になるだろうが暫くご辛抱を… どうせ、記憶力でいうなら、この少年のように芸術かなんかの 分野に思いっきりぶっ飛んでくれたら良かったのに… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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