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テーマ:たわごと(26808)
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朝夕めっきり涼しくなってまいりました 今年の夏はクーラーの出番を数回に抑え扇風機で 乗り切って来ましたが、寝る時などこの扇風機でさへ 寒くなり夜中に目が覚めるので、数日前から使用を中止… 窓のみを開けて寝ていたのですが、これも夜中には閉め直さないと いけない陽気となり、季節の移り変わりを感じる昨今 過ぎ行く時に、物事がスムーズに達成できずにいる私の逸る心が まだ行くな!私を置いて行くな!と叫びたくなる 今日、やり遂げなかった物事に対し、明日こそは…明日こそは… と、眠りにつく毎日に…私が幼い日に説いて聞かせた 今は亡き父の訓えを蘇らせながら平常心を繋ぎ止めています 『雪山の寒苦鳥』と題して、父はこんな物語を聞かせてくれた 在るところに…毎日、遊び暮らしている鳥がいた せっせと巣作りに励んでいる他の鳥を尻目に、 今が良ければそれで良いと考えるその鳥は、昼間、目の前にある 楽しい事だけに気をとられ夢中になって遊んでいた だが、夜になると雪が降るという環境に住んでいた為 毎夜、寒さに震えながら、昼間遊んで過ごした事を後悔し 夜の為に日中は、巣作りをしようと心に誓う でも、昼間になると夜に決心した事などすっかり忘れ 又、遊んで過ごしてしまう…明日こそ…明日こその繰り返し… そのうち、厳しい寒さの中、巣作りを終えた他の鳥が巣の中で 寒さをしのげているのを恨めしそうに見つめながら 遊んで暮らした自分を激しく責め…死んでいく と、いうものですが、この物語は父が作ったものなのか、それとも 何かを引用して聞かてくれたものか、わかりません 昼間、天気で夜は雪が降るという、何とまぁ単純でつっこみを 入れられたらそれまでのようなお話ですが…この訓えは 幼い私に、今日出来る事を明日に回さない、明日ではもう遅い… そんな風にしっかりと肝に命じさせたのでした 空回りのように思える現状でも、この訓えをかみ締めながら あせらず、今出来る事をやり遂げて行けばいい…と 改めて思う今日この頃です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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