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テーマ:たわごと(26808)
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高い塀のある御向いさんへ、居候を決めた クロちゃんは、そこから姿を現せ、ご飯を食べ、遊び… そこへ帰って行くという新しい生活を始めました 時折、かすかに聞こえる子猫ちゃん達の鳴き声… 親子で暮らしている事に間違いはなさそうですが… 果たして、4匹全員そろっているかが気になるところでした 前の家主さんのように、見つかって『出て行け~』 注:これは…私流の解説ですからネ(^^;) なんて事もなく(多分、朝早く、夜は遅い時間に帰宅する御向いさんは 自分の家に野良猫の親子が住み着いているとは、夢にも 思ってはおるまい…)そんな訳で、のんびりと、子育ては 順調に進んでいるか…のように見えました そんな毎日が幾日か過ぎた、ある雨の夜 外出しようと、駐車場から車を出した私は、ルームミラーに 黒い物体が横切るのを偶然にも発見…何かしら?? その黒い物体を確認する私の目に飛び込んだのは… 忘れもしない、先日の雨の日の大移動を再現すべく 自分と同じ全身真っ黒な色をした、子猫をくわえて移動中の クロちゃんの姿でした 「もう~クロちゃん…只でさへ、あなたの姿は黒いんだから こんな夜に行動してちゃ危ないでしょう 暗闇に 紛れて 全然見えなかったよ~ ところで、何やってんの?ン??」 「お引越し?え~っ!もしかして…今度はうちかよ」 そうです!クロちゃんが向かっていた先は我が家だったのです そりゃぁさぁ~何で家に来ないの?って思ったけどさぁ やっぱり来るの~? それこそ先日同様、1匹づつ子猫を連れ終わるまでの、その作業は スムーズに進まない大変なものでした しかし、こんな時のクロちゃんは必死です その顔は、油断もゆとりも無く真剣で、母親の顔そのものです 人間も猫ちゃんも、母親やってる姿は一緒なんだ…と痛感しました そして、猫ちゃんがお引越しをする時って、人目につかない (避けてるのが人間だけとは限らないけど…)夜か、お天気の悪い日 を撰んで、行動するものだと知りました 御向いさんへ移ったあの日…4匹無事に揃っていたのでしょうか 果たして、私の心配していた事が示される時がやってきたのです そして、この我が家を選んだ事が…その後のクロちゃんを 絶望の淵に立たせる事になろうとは… この時、誰が予測出来たでしょう… ~続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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