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カテゴリ:ネットショップ
普段、外との接触の少ない年老いた母の
リハビリと気分転換を兼ねて連れ出すために 休みの日に、せっせと外出する機会が増えました 先日…少し遠いんですが久しぶりに行ってみたいと ず~と思っていたマテリヤの滝へようやく 行く事が出来ました 奄美へ移住してきた大家族として、テレビの全国放送で すっかりお馴染みになったビックダディ率いる林田さん一家が 半日近くかけて歩いて行った大和村にあるマテリヤの滝への道は まだ、舗装もされておらず所々傾斜の続く、スーパー林道と呼ばれる 山の中…車を走らせながら…こんな道を歩いて行ったって~と 林田さん一家の根性にしきりと感心させられたのでした でも、考えてみれば車の無かった時代、昔の人はこの道を普通に 歩いていたって…奄美の中心地、名瀬(現:奄美市)へ行くのに 木々の茂みで陽もあたらないような暗い山中に、ただ一箇所だけ 明るい陽の当たる滝つぼの場所があり、当時の人々はその滝の清流 の水を飲み、暖かさと明るさの象徴として陽の光に心を癒され 安堵したと言われる憩いの場…そこが後にマテリヤの滝と呼ばれる ようになった由来だそうです 滝の中の様子はこちらからどうぞ→マテリヤの滝 私のショップ名でもある『マテリヤ』の意味は方言からきていて 正式には『マ』と『テリャ』というアクセントに分かれます 『マ』は〔まとも〕『テリャ』は〔照らす〕〔照らされる〕 訳すと〔そこだけ陽が当たる〕〔まともに陽の当たる場所〕 〔(太陽の)陽が射す〕などと、いったところでしょうか… 娘の愛子が幼い頃、今の心境が持てず、現実に否定的な考えばかり を抱き、途方にくれていた時期にこの言葉を知り…心惹かれ 愛子や私の頭上にも、いつか『マテリヤ』が訪れてくれる事を願って 励みにして歩いてきました『マテリヤ』は云わば私の希望の 言葉にも等しいのです 奄美の方言は、短く短縮した言葉の中に、様々な意味が深く混ざり合って いるものが多く、本土意識を高めようという頃に“方言禁止”の世代で 育った私にとっては、難しいかぎりなのですが… ショップ名『マテリヤ』は【マテリヤの滝】自体から付けたものではない 事を分かって頂けたでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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