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テーマ:暮らしを楽しむ(387855)
カテゴリ:奄美大島
「方言を使ってはいけません」
「方言を無くしましょう」 子供時代を、こう教育され育った、私達の世代 例えば奄美大島の方言で自分の事をワンと言うのですが これを学校などで使い、運悪く先生に聞かれた場合 「ワンとは何?お前は犬か?」と大層な剣幕でお叱りを受け おまけに頭をゴツンとやられるという結末 教育現場でこんな調子だったので、方言を耳にする機会も 当然無くなり、そんな世代が成長して大人になった頃… 今のように、所々、端々に普通に方言が交じるような島言葉は 全く存在せず、方言オンリーで育ったお年寄りと かたや私達の世代で、島の会話は、方言しか使えません派と 方言なんてまるっきり分かりません派、どちらかしかない 現象へと変わって行き、双方でコミュニケーションが 図れないという事態が発生したりしていた 病院の中でも島口クゥイグゥイ(濃厚)で苦痛を訴える お年寄りを相手に困り果てた若いドクターが 「誰か、方言、分かる人いないの~?」てな具合 そんな時、通訳してくれる人も、どういう訳か… 周りに一人や二人は居るもので…救世主のような そんな人は当時、とっても、重宝がられていたっけ… 先日2月18日、語呂合わせで、この日を『方言の日』と している奄美大島の、それにまつわる思い出として 若かりし頃に思いを馳せた私でした その後、『方言伝承』『方言を残しましょう』の動きがあり 賛同していた私が、カラオケマイクを片手に、まだ馴染んで いなかった人達の前でウケるべく、ノリノリで歌っていた 曲がこれです もう、この曲を知っている人も少なくなったんでしょうね 三味線のバチさばきが素敵でした 松村和子さんの『帰って来いよ』 ↓ ♪きっと帰って来るんだと お岩木山で手を振れば あの子は小さく頷いた 茜の空で交わした恋を 東京暮らしで忘れたか 帰って来いよ 帰って来いよ 帰って来いよ♪ この歌詞を奄美の方言に変えていってみよ~~ ↓ ♪きっとぅ むどぅてぃ きょらんばと~ おがみ山なんてぃ てぃをふりば~ あんくぁわや いなさっかわぁうなずいた はぁさんそらなんてぃ かわしゃんこいば ないちぐらしなんてぃ わすれんしょたか もどぅてぃくぅよ もどぅてぅくぅよ もどぅてぃくぅぅよ~♪ こんな調子で2番・3番と続きます(^^;) 奄美大島の方言、いかがでしょうか? ※ランキングには参加していません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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