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テーマ:今日の健康状態は?(10621)
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前回の【初めてのお使い】に引き続き
幼い頃の思い出で、忘れられない記憶がもうひとつ ・・・・・・・・・・・・・・・ 普段は、あんな風に厳しかった母も 私が病気をした時など、優しかった思い出も 沢山あるんです。 リンゴを摺ってくれたり、葛湯や卵茶など 作ってくれたり…勿論、そんな時は態度や 言葉使いも、いつもより柔らかで、それはそれは 甲斐甲斐しく看病してくれました。 「何が食べたい?」と聞かれると、普段食べれない 贅沢な物をおねだりしたものでした。 そんな私が熱を出した時のお話です。 母は布団を敷いてくれて 「とりあえず、暖かくして足を出して寝てなさい」 と、私に言いました。 「・・・?・・・あし?」 母に言われた通りにして…私は眠りに就いたのです。 そして…どれ位経った頃でしょう、母のけたたましい声に 目を覚ました私。足を出して寝ている私が理解出来ない事を 母は問いただしていました。 「暖かくしてって…言ったのに~」 「…?だって…足出して寝てなさいって言ったじゃん」次の瞬間 「バッカだねぇこの子は…汗と足と聞き間違えて…」 と、大笑いされてしまいました。 暖かくして汗を出しなさい、の意味だったようですハイ… 【はじめてのお使い】の時もそうでしたが、母にとっては “落ち着いて行動しなさい”という躾けの意味もあったのか 勘違い、なるものも結構怒られていた記憶が多いのに この時の母は、笑っていた…。単に可笑しかったのか 私が病気だったゆえか…とにかく、こんな時の母は優しかった。 でもね…この件も…「母よ、あんたの“いいまつがい” だったんじゃないの?」と密かに思って成長した私です(^^;) にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月07日 11時20分40秒
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