カテゴリ:マネジメント
私は事務所の壁に今年の経営方針を貼り付けている。A4用紙2枚に渡って書き込んでいるが、その中のアクションプランという項目の一つに「積極的な外部への挑戦」といった類のことを書いている。
今年になってこの張り紙が何かと後押ししてくれる場面が多くなった。基本的に講師の仕事は受けない方針にしていたが、某有名ソフト会社から依頼を受けてセミナーをすることになった。大阪の会社から純粋にコンサルティング依頼があった。勉強会のテキスト作成に関して今までに無い大部なものが完成した。とてつもなく大きな案件を受注した。実はこれらはある共通した現象を経ている。 どの案件も当初話が舞い込んだ段階では躊躇した。理由は話が大き過ぎたり、知らないことが多かったからだ。ところがその度毎に張り紙に目が行った。「これこそ外部への挑戦ということではないか」。そこで気を取り直し、何でも来い!という気構えで話を進めると、トントン拍子でまとまっていった。難しい仕事を受けたプレッシャーは確かにあるが、それ以上にそのプレッシャーを跳ね除けていく楽しみがある。 理念というものの有効性を今さらながら痛感している。ビジネスチャンスは誰にでも数多くあるものと思われる。しかし、それを本当に生かすのは、実際に行動を起こした者であり、その行動の原動力になるものが「理念」ということではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[マネジメント] カテゴリの最新記事
|
|