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この時期、役所への業者登録で行政書士は大変だ。私は基本的にこの種の業務は取り扱っていないが、全く無いわけではなく、ほんの少しだが今日で全て出し終えた。
審査の順番待ちをしていると、色々な人を観察することができる。中には記載不備等で泣く泣く帰る羽目になる方も結構いて、役所への書類提出の代理・代行をするという行政書士の典型業務の存在意義に気づかされる。 私の地元では3月に合併を控えており、吸収される側の町の業者は新市への新規登録が必要だ。私は新市に事務所を構えているが、出身が吸収される側の小さな町で、予想通りちょっとしたドラマがいくつかあった。何かに付け体制が変わるというのは大変なようだ。 今回の季節作業を通じて改めて確認できたこともあった。表面的なニーズ以外にも事業者には何らかの潜在ニーズが絶対あること。各種作業を進めていく上では、その業者のことを良く知っていなければならないこと、の2点だ。 前者については当然経営上の問題になるが、業者側からすれば誰に相談したらよいか分からない。行政書士側からは作業だけに目が行っているとニーズに気づかないということで、ミスマッチが起こる。これはお互いにとって不幸なことだ。 後者については内容を熟知していれば書類作成がスムーズに進み、付加サービスをつけることもできる。些細なミスが大きな怪我に発展することを防ぐことができるといったことなどか。 この時期多くの同種案件を抱えて大変な状況になっている行政書士もたくさんおられるが、私のように少ない案件で色々深く勉強させてもらった奴もいる。どちらにしても得るものは大きい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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