カテゴリ:会計
今日は簿記検定があったらしい。私が初めて3級を受験してから20年が過ぎた。最近のテキストや問題集を見る機会は無いのだが、根幹になるものは変わっていないだろう。
私は予備知識ゼロで独学で始めた。匙加減というものが分からなかったので、テキストに書いてあることを忠実に再現していく学習法を取った。それから問題集を繰り返し、検定直前に簿記学校の対策講座に出て合格した。 今は仕事の道具として簿記は欠かせないものになっているが、飯の種にする以上はその能力を磨き続けなければならない。経験上その最も良い方法としては反復練習に尽きるだろうと思う。といっても、仕事上のことなのであくまでも実戦用ということになるのだが。 実務上の簿記では、会計ソフトと密接な繋がりがある。作業を早く正確に終わらせるためには、会計ソフトの使いこなしが絶対必要になる。使いこなしとは即ち応用のことだ。私などは簿記の教科書には絶対書いていないような方法で使いこなしているが、実践で編み出した方法なので、非常に有用な方法であるし、独自ツールにもなっている。 加えてエクセルなどの一般ソフトをどのように組み合せるかも重要だ。会計ソフトはそれ自体が完結型で、非常に高機能なのだが、それでも敢えて周辺ソフトを組み合せるところに仕事の付加価値を生み出す源泉がある。 仕事で使える簿記能力向上のためには、簿記の基本原理を習得することが絶対必要条件であり、その上で周辺ソフトを使いこなす術が必要になる。目的と道具を履き違えることなく、付加価値を生み出す意図を持てば十分に飯の種になり得る。後は反復あるのみといったところか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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