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はみ出し行政書士

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2006年03月06日
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カテゴリ:会計
先週1週間は、様々な時間帯で働くことになってしまった。始業は5時台から、終業は翌朝1時台まで。多いときの1日連続労働時間は20時間にも達した。特に週末の2日間は、スタッフが休みのため自ら会計入力作業をした結果、延べ34カ月分相当の入力作業をした。我ながら感心するやら呆れるやら。

最近は自ら入力作業をする機会はめっきり減ってしまったが、たまにやったとしてもその仕上がりスピードでスタッフに負けることはない。手の動きでは私に勝ち目は無いのだが、仕事は完成しなければ意味がない。一つの作業中に二つ三つの内容を盛り込めるかどうかの問題なのだが、会計入力を単純な作業だという前提に立つと、内容を盛り込むという発想にはならない。

内容とは何ぞや、というところにノウハウがある。折に触れてスタッフにはそのノウハウを伝授しているものの、部分部分の理解はできても総合的に実践するところが難しいらしい。その度に同じことを繰り返し教えるものの、ここから先は根競べになる。

今日は午後から某企業の役員会議に出席した。新年度が始まるのを機に会計システムを一新するそうだ。役員からは様々な要求事項があったが、経営レベルと会計現場レベルの乖離が大きすぎる。私はこの会社の会計を担当するわけではないのだが、このままでは掛け声倒れになることを申し上げ、改善策を提案した。そもそも顧問税理士が提案してきたシステムに、外部の私がケチをつけるのもお互い良い気分はしないのだが、黙っているわけにはいかなかった。

会計は広い意味で後に控える「判断」の材料になる。「判断」には正確性を前提としたタイミングというものが非常に重要だ。一つのために二つの作業をするのではなく、二つのために一つの作業で済ませる発想が大事だ。そのためにどこで効率を追求するかが問題である。





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最終更新日  2006年03月06日 20時14分33秒
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