カテゴリ:法務
今週末、経営者およびその予備軍向のセミナーをする。内容は会社法対策で、あくまでも一般の方が対象だ。今までの自身のセミナー参加や勉強はあくまでも専門家としての目線であったが、今回はできるだけ一般の目線で講義しなければならない。
昨日はその打合せがあった。私がタイトル等を考えるとどうしても硬くなりがちなのだが、そこは一般企業の経営者である他のメンバーにほぐしてもらった。タイトルは硬くても内容を砕いていこうとその説明をしていたら、経営者の目線からは好評であった。私の考えの中に「そういえば○○はどうすればいいの?」という点が多々あったようで、意外にニーズを掘り起こせるものだなと感じた。 打ち合わせが終わって帰り道、新聞社から電話が入った。会社法の企画モノのネタに困っていたようで、私が先程の打ち合わせ内容を話したら、大変興味が湧いたようだった。セミナーに取材に来るらしい。今日も夜8時を過ぎてから某公的機関から電話が入り、会社法関連の助っ人依頼だった。相談を受けた某機関の担当者も相談者自身も会社法のことがよく分かっていなかったようで、簡単に説明するとあっさり納得してもらった。明日直接お会いして詳細な説明をすることになった。 会社法関連では専門家目線のニーズ予想と経営者側の実際のニーズにはズレがあるようだ。事例としては少ないものの、私は肌で感じた。個々の案件に丁寧に対応しながらノウハウを積み上げていくつもりだが、如何せん私の実力では時間がかかり過ぎる。手を広げ過ぎて失敗しないよう、自制心が必要だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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