カテゴリ:カテゴリ未分類
約10年ぶりに海外旅行へ行く。弟家族と合同で総勢9名だ。今日、現地で使う小遣いを両替し、旅行代金も含めて支払はすべて完了した。我が家は家族5名なので結構な金額になった。コツコツ貯めた500円玉貯金もあっという間に消し飛んだ。
平成13年5月に行政書士を開業した当時、家族で海外旅行へ行けるなどとは夢にも思わなかった。自信がなかったというわけではなく、諸事情でどん底に喘いでいた状況から如何に脱出するか、毎日の家族の食い扶持をどう確保するか、将来の夢よりも現実の今をどう生きていくかという考えで頭がいっぱいだった。 今日、別のところでまたしても「行政書士は食える資格か?」といった類の質問を見かけた。質問者の気持ちは分からないではないが、そのような質問を発すること自体が将来の道を閉ざしていることにならないか?当然のことながら、食える食えないは資格の問題ではなく、本人の問題だ。少なくとも私は行政書士以外の資格は何も持っていないがきちんと生活している。 私は開業以来お金儲けを第一に掲げたことはない。好きなことを優先してやってきた。それを継続できるように今も必死に勉強している。責任が伴わなければただの我儘になるからだ。明日から海外へ行くといっても事務所機能は止まらない。スタッフがきちんと留守番してくれるだろう。5年間でここまで回復できた自分をちょっとは褒めてもいいのかもしれないとふと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|