カテゴリ:法務
社会保険労務士の方々を対象に会社法に関するセミナーをした。行政書士として単独で乗り込んでいったため、最初は妙な緊張感があったものの、皆さん熱心でいい人ばかりだったので、気楽に喋ることができた。
会社法セミナーといっても法律の解説をしたわけではない。メインテーマは顧問先社長とまともに話することができるようにネタを仕込むことだった。ネタの切り口の一つとして会社法を使おうということだ。中小企業の社長との会話を維持するためには、それほど法律の中身を詳しく知っておく必要もない。ただし、知らなかったでは文字通り話にならないので、実務上どのような場面でどのようなことを話せばよいのかを解説した。 社会保険労務士、行政書士に限らず、士業にとって顧問として生きていく方向性は非常に重要であると思われる。そのための一つの能力として情報提供能力は必須であろう。ただし、単なる情報の横流しではなく、そこには提供者の独自性が付加される必要がある。これによって自らの存在価値を示すことができるのだと思う。 会社であれば複数の士業が関わっていることも決して珍しくない。その中で一番に社長から声がかかるのは誰か?その地位を獲得した者が本当の意味の顧問であると思う。士業の種類に関係なく、その一番の座を目指して頑張りたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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