カテゴリ:アルバム紹介
A I Am A God What Happened To Want Someone To Talk To Stoney Broke B Years Heroes Of The World I've Gotta Get Out Everybody Hears A Stranger To Remenber Noel Janus :Vo Jeff Rich:Drums Kirby:Guitar John Cook:Synthesizer, Keyboards Steve Emery:Bass 古くは「英国ロック集成」にも載っていて、藤崎登氏のサイトでも紹介されている英国SSWの作品。氏のサイトによると、以前はドラマーで、その後バンドでVoを担当し、その時にブライトンでフリートウッド・マックのマネージャーだったクリフォード・デイヴィスにスカウトされ、28歳でデビューしたそうです。このアルバムは、そのクリフォード・デイヴィスのプロデュース。 8曲収録されてますが、全部彼の作曲(1曲のみ共作)。叙情的なものから、POPなものまで、なかなか良い曲を書いていると思います。彼のヴォーカルは、ダンディズムやロマンティシズムを感じさせるようなジェントルでちょっと低音、そしてクールな雰囲気が特徴。詩情豊かで、なかなか味わい深い声質です。 バックの演奏は、英国の渋いロックバンド、ストレッチの面々。ストリングスが入る曲もありますが、そのような場合バックの演奏によっては「単なるポップス」になってしまう場合もあるでしょう。しかし、本作は彼らの演奏によって、引き締まったロック的SSW作品になっています。 A-1、B-1、B-4のような叙情的な曲がハイライトでしょう。SSW的な佇まいのA-2も素敵な作品です。他のPOPな曲も、キャッチー、レゲエ、黒っぽさというようなキーワードが見え隠れして、なかなかの出来栄えだと思います。B-2のタイトル曲もいいですね。 アルバム全体を包む英国然とした雰囲気が何とも魅力的な作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/07 04:47:41 PM
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