カテゴリ:アルバム紹介
SIDE-A 1. Goin' Down the Road 2. Ragtime Mama 3. Water Sister, Water Brother 4. Just Flew in Out a Jet Plane 5. Shucks Blues 6. I Seen Good Times, I Seen Bad 7. People Talkin' 'Bout Hardtimes SIDE-B 1. Hope 2. Hey Mama 3. Gypsy 4. Gold Watch Blues 5. Went Down to the Sea 6. New Day, New Way Mick Softley: Guitar, Harmonium, Vocals Tony Cox(Prducer): Keyboards David Horowitz: Piano Jerry Donahue: Guitar Lyn Dobson: Soprano, tenor saxes Dudu Pukwana: Alto Sax Gerry Conway: Drums Frank Ricotti: Percussion Pat Donaldson: Bass Richard Thompson: Guitar Karl Jenkins: Baritone Sax Tony Carr: Percussion Steve Hayton: Guitar, Harmonica Mick Softleyは英国のSSW。1965年のデビューアルバム「Songs for Swingin' Survivors」はCD化されたけど、僕は未聴。資料によれば、ディランフォロアーといったプロテストソングを弾き語った内容のようです。 で、本作は彼の3rdアルバム。フォザリンゲイやフェアポート一派が参加してるので、もっとルーツロック寄りのフォークロック作品なのかなとずっと思っていました。2005年にCD化されて初めて聴いた訳なんですが、予想とはちょっと違いましたね。本作はアシッド臭やブルーズの香りも漂うフォークロックなSSW作品。でも、よく聴くと変なんです。結構いっちゃってると思います。よく言えば、個性的でオリジナリティーを感じる作品と言えるでしょう。ちなみに1970年に出された復活作2nd「Sunrise」はアシッド臭が強いSSW作品でした。 A-1は叙情的なフォークロックナンバー。つかみはOKでしょう。Richard Thompsonのギターが最高(多分彼だと思います(笑))!A-2もサックスをフューチャーしたスワンピーなロックンロールナンバー。ここまではルーツ寄りのSSWファンも納得でしょう。 で、問題はA-3。フリーキーなジャズロック風の演奏とアシッド臭が入り混じったなんとも魅力的な作品。素直にカッコイイと思っちゃいます。この「SSW+ジャズロック路線」で、一枚のアルバムを作ってもらいたかったほどです。 次のA-4はストリングスを導入したアシッドフォークで、A-5はブルーズ。この後もブルーズナンバーが入っています(A-7、B-4)。A-6はアシッド臭たっぷりで、幻想的なナンバーで素晴らしい出来。ここでの印象的なギターも多分Richard Thompsonでしょう。 B面は割りと普通のフォークロック路線。B-5はしっとりとした叙情的なナンバー。で、ラストナンバーは、またまたアシッド臭の濃いフォークロックナンバー。ホント一筋縄ではいかない作品なんですよ。そこがまた魅力的なんでしょうね。 一昨日、遂に原盤をゲット。原盤をゲットすると、更にその作品が好きになります。 って言うのは僕だけ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/21 01:24:10 PM
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