カテゴリ:アルバム紹介
SIDE-A 1. Members of the hard school 2. Perfect strangers(2ndシングルA面 Noosha Foxとのデュエット、 泣けます、名曲!) 3. Alison's cold tonight 4. Stay young(ギャラガー&ライルのカバー) 5. Lip service(1stシングルB面) 6. Dark island(1stシングルA面) (Tradでインスト) SIDE-B 1. Two-way track(これも名曲) 2. When he rides away 3. Speak louder 4. Havana moon(Cベリーのカバー) 5. Nobody here Producer:Glyn Johns Tim Renwick (guitar, vocals) Noosha Fox (vocals, from the band Fox) Mo Foster (bass) Charlie Harrison (bass) Dave Wintour (bass) Gary Brooker (keyboards, from Procol Harum) Tim Gorman (keyboards) Jennifer Jones (keyboards) Mick Burns (drums) Bruce Rowlands (drums) Tim Renwickは、1949年英国のCambridgeshire生まれ。彼はセッションギタリストとしてのほうが有名でしょう。Al Stewart、Paul Kent、Ian Matthews、Marc Ellington、Jonathan Kelly、Bridget St. John、Billy Lawrie等、SSW系のアルバムに多数参加。と言うか、SSW系だけではなく、多くの英国ロックのアルバムに参加しています。自身のバンドでは、Junior's Eyes(いい) 、Quiver(いい)と、Lazy Racer(ダメ)。 このアルバムは、自身初のソロアルバムで、それ以降は歌モノアルバムは出していないようです。本作と同時期のLazy Racer(英米混成バンド)では、米国ウケ狙いのAORといった内容でしたが、本作ではSUTHERLAND BROS & QUIVERの頃のようなPOPで土臭い英国ロックサウンドとなっており、スワンプファン、ルーツロックファン、SSWファンに安心してオススメできる内容です。 彼はヴォーカルでフロントに立ったことはないわけで、バンド内でのヴォーカリストとしては少し弱いのでしょう。ただ、SSWとして見たときは、誠実で優しい良い声をしてるし、歌も下手ではないし、僕的には大好きな声質。 いなたいパブロック風あり、小粋な軽快な曲あり、泣けるSSW的佇まい風あり、優しい雰囲気のPOPな曲あり、ロックンロールあり、トラッドあり、カバーのセンスもいいしで、ホント素晴らしいアルバムだと思います。良い曲書いているし、コンポーザーとしてもなかなかですね。 ビックリなのは1stシングルにトラッドでしかもインストのA- 6. Dark islandを選んだこと。この曲はスコットランドのフォークシンガーMoira Kerrの名唱でその筋のファンには有名ですが、なぜ彼はこの曲を選んだのか、本人に訊いてみたいです。 レアなアルバムではないなので、もっと早く買っておけば良かったです。反省。6年前に1,260円で遭遇した時は、1980年の作品ということでパスしちゃったんですが、最近315円で購入しました。本当に好内容なので、安価で遭遇したら、是非救ってあげて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/03/11 04:40:57 PM
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