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テーマ:カナダ de ~(1387)
カテゴリ:カナダでの仕事
今日は仕事で朗報が舞い込んできた。
私の仕事上のポジションが「カジュアル」というステイタスから、「パートタイム」というステイタスに格上げになった。 この仕事を得てからの11ヶ月間、待ちに待った瞬間だった。 「カジュアル」とか「パートタイム」とかと言っても、日本人には良く分からないと思うので、少し説明を。 カナダで医療関係で働くと、ユニオン(労働組合)に属する事になる。 このユニオンの元で、従業員は3つのステイタスに分かれる。 1.フルタイム 2.パートタイム 3.カジュアル 1と2は、働く時間数が保障されている。 フルタイムの人なら私のユニオンの場合は週に35時間、パートタイムなら人によって異なるが、週に15時間やら20時間やらの就労時間が保障されることになる。 そしてこの1と2には、もれなく福利厚生がついてくる。 一方、3の「カジュアル」は就労時間の保障は全くなし。 人が足りないときに借り出される要員で、今月はほぼフルタイムと同じくらいのシフトをもらっても、来月には週に1回しかシフトがない、なんてことも多々有り得る。 福利厚生も全くゼロ。 新人さんはほぼ必ずこの「カジュアル」ステイタスから始めることになる。 最初は「カジュアル」ステイタスで余りもののシフトを頂き、だんだんシニョリティーを高めていって、パートタイムやフルタイムのポジションに空きが出たときに、アプライするのだ。 アプライした人の中で、一番シニョリティーが高い人が、そのポジションを得ることになる。 よく分からないかもしれないが、とにかく今日私は、この「カジュアル」から「パートタイム」に格上げになって、週に17.5時間の就労時間が保障されることになった。福利厚生の恩恵にもあやかれることになった。でも週に17.5時間労働だけでは食べていけないので、残りの時間数は「カジュアル」として、今までどおり人が足りない時にシフトを貰う事になる。 今までは「カジュアル」で労働時間の保障が無かったために、万が一シフトが全然もらえない時の事を考えて、私は仕事を3つ持っていた。3つ仕事をもっていれば、一つの仕事からあまりシフトをもらえなくても、他の仕事で補うことができる。 でも実際は「カジュアル」でもほぼフルタイムと同じ時間数をもらえることが多かったので、結果的に3つも仕事があってかなりハードなスケジュールになっていた。 でも今日の昇格の知らせを聞いて、3つのうちの1つの仕事を辞める決心がついた。 これで少し楽になる。 PharmacyTechの仕事を始めてから、1年と3ヶ月。Cancer Agencyで働きはじめてから11ヶ月。実は今回が4回目のアプライだった。今までの3回は私よりもシニョリティーの高い人たちも順番待ちしてたので、私には回ってこなかったが、今回はアプライした人たちの中で、私のシニョリティーが一番高かったらしい。 何だかんだ言って、自分も少しずつシニョリティーを上げてきてるんだな、なんて自覚した日だった。(とは言っても、まだまだシニョリティーの底辺に限りなく近いけど・・・。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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