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テーマ:カナダ de ~(1387)
カテゴリ:カナダでの生活
とうとう私も風邪でダウンしてしまいました。
先週の木曜日あたりから調子が悪くなり、 週末は2日間家から一歩も出ずにず~~っと横になってました。 今日の月曜日も仕事には行ったものの調子わる~~~ ちまたでは風邪がかなり流行ってるようです。 みなさんも気をつけて下さい。 *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* うちのダンナが日本に住んでいた90年代半ば頃、 日本では(地域によっても違うかもしれないけど)「粗大ゴミ置き場」というものが町のあちこちにあり、 「粗大ゴミの日」の前にそこに置いておくと、収集に来てくれてました。 (今では市役所かなにかに電話しないといけないんですよね?) 日本の「粗大ゴミ置き場」というのは、 外国人にとってはものすご~~く不思議な場所だったらしいです。 なんせ、まだまだ使える家庭用品やら家具やらがどっさり置いてある。 日本人はどうしてまだまだ使えるものを捨てるのか?? 最初の頃はとても驚いたらしいです。 でもそのうちすぐに、うちのダンナ(とその友達たち)にとって「粗大ゴミの日」は楽しみになりました。 そう、彼らにとっては「生活用品」をタダで取り揃えられる日だったのです。 うちのダンナが粗大ゴミ置き場から拾ってきたもの。 ざっと挙げても ・テレビ ・ソファー ・テーブル ・机 ・鏡 ・観葉植物たち ・絵 ・アダルトビデオ(笑) と、部屋の家具ほとんどやん? というほど、色んなものを粗大ゴミ置き場から調達してきてたのです。 一度ダンナのお母さんとおばあちゃんが福岡に遊びに来たことがあったのですが、 その時うちのダンナが2人を連れて行った場所。 粗大ゴミ置き場(爆) 「ね、日本はすごいでしょ!?」と、粗大ゴミ置き場が「カナダの家族に見せたい場所」の一つになってたみたいです。 ダンナのママとおばあちゃんも 「どうして日本人はこんなに綺麗なモノを捨てるの??」 とびっくりしてたらしいけど、 せっかくなので3人でゴミ・ハンティングをしたらしい(笑) 誰が一番良い物をみつけられるか。 ダンナのママは綺麗なお湯のみセット(急須と湯のみが4つ)を見つけ大満足! (この後数年してこのお湯のみセットは私にプレゼントされました。拾い物かよっ!笑) そしてダンナのおばあちゃんは、なんと未開封の日本酒一升瓶を数本見つけたのでした。 賞味期限も切れてなかったらしいので、どうしてそれが粗大ゴミ置き場にあったのかはナゾなんだけど、 「ばーちゃんがゴミハンティングの優勝者だったよ。」 と楽しそうに話すダンナ一家。 日本人に言わせると「貧乏くさい」んだろうけど、 私はカナダ人たちの使えなくなるまで使う精神と、 まだ使えるけど必要じゃなくなったものは「捨てずに売る」という精神、とても好きです。 ・・・と、前置きが長くなりました。 今日この事を思い出す出来事があったのです。 仕事から帰ると、綺麗なお皿のセット(お揃いの大皿4枚、小皿4枚、スープボール4つ)がキッチンカウンターに置いてあるじゃないですか。 「どうしたの、これ?」 と聞くと、 「拾った」 とダンナ。(笑) なんでもアパートのリサイクルビンの所にこのお皿セットが置いてあったらしい。 そこに置いてあるってことは 「自由に持って行って下さい」ってことだ。 ゴミ箱に捨てずに、誰かに持って行ってもらえるようにそこに置いておくのもカナダ人らしい。 そこに置いてあるものは自由に持って行っていいというのは、うちのアパートでの暗黙の了解だ。 本当に捨てるのはもったいないくらいの、新品同様のシンプルなお皿セット。 ちょうどスープ皿が最近足りないこともあって、 貧乏くさいと思われるかもしれませんが、 我が家でありがたく頂戴しておきました。 あ、もちろん綺麗に洗って使いますけどね。 余談ですが、メキシコではうちのダンナは綺麗なシルバーのブレスレットを拾い、 次の日には道の脇(垣根の所)で未開栓のワイン(結構高いやつ)を拾いました。 多分よっぱらった観光客がそこに置いていったんだと思います。 ワインはまだ栓が抜かれてなかったので安全だと思い、それも頂戴しておきました。 別に何か落ちてないか探しながら道を歩いてるわけではありませんが、 最近拾いモノが多い我が家です。 *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* 昨日のアカデミー賞、 「不都合な真実」がベスト・ドキュメンタリーを取ってくれましたね! アカデミー賞自体が「グリーンな環境」を呼びかけてたところもすごく共感できました。 ゴア氏がみんなから賞賛されてたのや、レオナルド・ディカプリオのように影響力のある俳優さんが一緒になって地球環境重視を訴えてたのを見て、すごく嬉しくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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