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テーマ:カナダ de ~(1386)
カテゴリ:カナダでの生活
今日職場で、同僚のVさんに
「Shimaにちょっと聞きたい事があるの」 と突然言われ、端の方に連れて行かれた。 何かと思ったら、 Vさん、突然 「Shima、妊娠してない??」 あまりにも突然言われたのでびっくりした。 私:「え??妊娠してないよ。何で?私最近太った?」 V:「いやいや、そうじゃなくて、なんだかShimaが妊娠してるような気がして・・・」 そりゃ面と向かって「うん、最近太ったね」とは言えないだろうけど、 Vさんの言い方によると、どうも彼女の「勘」らしい。 うひゃ~、これ当たってたらすごいなぁ・・・。 もしかして私が妊娠してるという噂でも流れてるのか?と思ったりもしたけど、 でも噂を聞きつけたら真っ先に聞いてくるであろう人たちからは 何も言われてないので、多分、本当にVさんが1人で勝手に思ったことなんだろう。 でも実は、うちの職場ではスタッフが妊娠するとすぐに分かることになっている。 というのも、妊娠したら「化学療法の薬の調製」のシフトから外されるのだ。 化学療法に使われる抗がん剤は、「危険物」として取り扱われていて、 私たちも調製するときは別室で完全防備をして調整する。 「がんセンター」だけあって、一日に調製する抗がん剤の量もかなりのものだ。 でもその薬の微粒子が薬を調製する人へ与える影響というのはよく分かってない部分も多いらしく、 特に妊婦・胎児への影響というのは分かっていないらしい。 もし万が一お腹の赤ちゃんに影響があっては大変だということで、 私の職場では妊娠してる女性スタッフは、化学療法の薬を扱うシフトからは外されることになる。 だから職場のみんなに、初期の段階で妊娠がすぐにバレてしまう 中には「妊娠してからでは遅い。これから妊娠しようという女性も抗がん剤を調製するべきではない」という人も結構いて、 実際に私の同僚のJちゃんは、2人目の赤ちゃんが欲しいということで、 2~3ヶ月前から抗がん剤調製のシフトを一切拒否している。 ついでに彼女は錠剤の抗がん剤を扱うシフトも一切拒否していて、徹底している。 私も「Shimaも子供が欲しいと思ってるなら、抗がん剤調製のシフトから外してもらうべき」 と人から言われたこともある。 でも人生で一度も妊娠したことない私にとって、 「近い将来子供が欲しいので調製のシフトから外して下さい」 というのはとても抵抗がある。 なぜなら、いつ妊娠できるか分からないから。 もしかして1年も2年も妊娠できなかったらどうするのか? そう考えると、なかなか「今から外してください」とは言いにくい。 もちろん妊娠したらすぐに外してもらうけど。 でも今日、Vさんの「勘」があたってたらいいな~なんてちょっと思った。 いや、「あたってない」と私の「勘」は言ってますけどね(笑) それより夏に向けてダイエットしなければ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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