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テーマ:カナダ de ~(1387)
カテゴリ:カナダでの生活
6月ももう終わろうとしているのに、
これが今月4回目の日記です なんだか敗北したような気分になりますね。 まず、前回の日記に書いたクリーニング訴訟の件、 どうやら判決が出たらしく、 思った通り原告側の敗訴だそうです。 やっぱりね。 本当に税金の無駄遣いだっただけですね。 でもなんだかちょっとホッとしました。 **~~**~~**~~**~~**~~** 前からバンクーバーの不動産が高いということは書いてるけど、 先日新聞に 「バンクーバーの一般市民が不動産を購入するのがいかに難しいか」 を示す具体的な数字が出てました。 バンクーバーの一家の平均年収(共働きの家庭も、稼ぎ手が1人だけの家庭も含む)は$65,000(約650万円)なのだそうです。 もし、バンクーバーの平均的な家を買うために(あくまでも「平均的な家」です) 10%の頭金で25年のローンを組むには、 年収が$114,000(約1千140万円)必要で、 月々の支払いは$2987(約30万円)なのだそうです。 (利子は5年レートで7.24%) んん??ちょっと待て?? 一家の平均年収が650万円なのに、 平均的な家を買うのには1千140万円の収入が必要? おかしくない? つまり、平均的な家庭は今の2倍の収入がないと バンクーバーで平均的な家は買えないわけです。 そういうと、「じゃあ夫婦2人で一生懸命働くしかない」 と思う人もいるかもしれませんが、 共働きの夫婦の合計平均年収(この場合、稼ぎ手が1人の家庭は入っていない)は$81,200(約812万円)なのだそうです。 (この「共働き」の中には、1人がパートタイムで働いている家庭も含まれてると思います) つまり、共働きの夫婦の家庭に絞った平均年収でも平均的な家は買えないのです。 さらにびっくりすることに、この年収800万円ほどの共働き夫婦は、 平均で年間約$36,900(約369万円)の税金を払っているんだとか! つまり、最初の5ヶ月半は税金を払うためだけに働いてるようなものです。 この369万円には、所得税だけでなく、その他の税金も含まれていると思います。 共働き夫婦の2人合計収入の平均が812万円で、 そのうち税金が約369万円で、 平均的家を買うのに必要な年収が1千114万円。 それを現実かと思うと と~~ってもブルーになりますね。 この数字を聞いたうちのダンナは、 日本に帰る決心をますます強めたようでした・・・。 最近友達からよく「日本に帰る計画はどうなってるの?」と聞かれますが、 正直、あまり進展してません。 うちのダンナは日本に帰る気満々なのですが、 私の方がいざ帰るとなるとなんだか怖くて怖気づいてしまってます。 日本に帰ってどのような生活が待ってるのか分からないし、とっても不安になります。 日本に帰りたいダンナと、もう少しカナダに留まって様子を見たい私。 その意見の食い違いが、最近夫婦間の間で大きくなってるような気もします。 (だからと言って喧嘩になるというわけでもないのですが) しかも「日本に帰るまでは子供もつくらない」とダンナは言い出し、 (こんな狭いところで子供は育てられないからという理由) 私の年齢のこともあって気持ちは焦り出し、 最近すごくストレスになってるような気がします。 いっそ「子供はいらない」と思えるか、 「一生レントでもいいや」と思えたらいいのになぁ・・・。 ああ、書いてたらなんだかブルーになってきた。 だからこれで終了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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