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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:映画な話
過去のない男 記憶がなくても心配ない 人生は後ろには進まん 進んだら大変だ ある日列車に揺られ、夜のヘルシンキに流れ着いた 一人の男。公演のベンチで夜明けを待っていた彼は 突然暴漢に襲われ、瀕死の重傷を負う。男は病院で 奇跡的に意識を取り戻すが、過去の記憶を全て失って いた。身分証もなく、自分の名前すらも分からない 有様。しかし、幸運にもそんな彼にコンテナで暮らす 一家が手を差し伸べ、男は彼らと共に穏やかな生活を 送り始める。そして救世軍からスープが振る舞われる 金曜日。男はコンテナの主人に連れられ支給場所へと やって来る。そこで男は救世軍の女性イルマと運命的 な出会いを果たすのだった…。 いきなり暴漢に襲われて意識不明、そして病院では 心臓停止となった癖に抜け出して包帯でぐるぐる巻き にされながらも路上で倒れている主人公。そんな 始まり方をした映画でどんな感じで物語が展開する のかと思ったのですが、記憶喪失になりながらいろいろ なトラブルに巻き込まれながらも何もしないながら 解決していく主人公と他人に無関心ながらも暖かく 見守る同じ住人たち。独特のテンポで映画は進みながら 主人公は過去を振り返ることなく、現在そして未来を 目指してその日を生き抜こうとするところがなかなか ユーモラスに描かれていました。なかなかいい作品で 意外と面白かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.22 18:52:24
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