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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:映画な話
ワールド・トレード・センター スペシャル・コレクターズ・エディション 人々は助け合った それが当然で 正しいことだったから 2001年9月11日の早朝。いつものように家を 出て署へと向かう港湾警察のジョン・マクローリン 巡査部長。彼は署に着くと部下たちを集め“お互いを 守り合い、事故のないように”と言葉をかけ、それぞれ の現場へと送り出す。ところが間もなく、世界貿易 センタービルの北棟に旅客機が激突する大惨事が発生、 港湾警察官たちに緊急招集がかけられる。すぐさま マクローリンを班長とした救助チームが結成され、 現場へと急行する。現場の惨状に言葉を失う彼ら だったが、新人警官のヒメノを含む4人の警官が、 マクローリンと共にビル内に入ることを志願する。 しかし、彼らがビルに潜入した直後、大音響と共に ビル全体が崩れ始めるのだった。 ラストのエンディングテロップでこの映画は両警官 夫妻の実体験を基に製作されたというのを見て衝撃を 受けてしまいました。以前に紹介した同じ9.11同時 多発テロを題材にした「ユナイテッド93」とは違い、 事件を映画化したものではなく、それに関わった人を 映画化した作品という点で評価が分かれたところでは ないかと思います。僕もこの日はライブで映像を見て いたのでまだ記憶に新しいことなのですが、映像と いうのではなくどうなるか先がわからないままに救出 へと向かった人たちの勇気を称えた映画だと思います。 そこに思想や批判など入る余地もなく、ただ真実を だけを伝えたこの映画は傑作だと思います。 アメリカの出来事と対岸の火事のような感覚で、この 同時多発テロ事件は思ってしまいますが、考えてみれば この2次災害の恐ろしさというのは阪神大震災のときに、 伊丹駅が崩壊した際、救出に向かった警官の方が巻き 込まれて亡くなったというニュースが今でも印象に 残っています。決してよその国の他人事なものでは なく、こうした出来事はいつなんどき起こるかわからず、 ニュースで聞く文章ではなく現場での映像化という 意味で心に刻み込まなければいけない映画だと思い ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.29 11:20:06
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