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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:映画な話
イルマーレ “あれほど心の通い合う 感性の似た相手は 他にはいなかった” 静かな湖の岸辺に建つガラス張りの一軒家。ここに 住む女医のケイトはシカゴの病院に着任することに なり、愛着のあるこの家から引っ越すことに。彼女は 次の住人に自分宛の手紙の転送を頼もうと、郵便受け にメッセージを残した。一方、建築家のアレックスは 子ども時代の懐かしい家族の思い出が詰まった湖の 家を買い取り、そこへ引っ越してきた。彼はそこで 郵便受けに奇妙な手紙を発見する。それは、ケイトが 残していったあの手紙だった。しかし、この家は長い こと空き家になっていたはず。不思議に思い、 アレックスはケイト宛に返信を送る。やがて2人は、 ケイトが2006年、アレックスが2004年の時代 にいることを知るのだった…。 ある意味、SFものも真っ青なタイムパラドックスが 当然のようになっているにも関らず、それを物語の 味にしているのが心地よく思える映画です。この映画 は韓国映画のリメイク版として公開されたのですが、 そのオリジナル版は以前に日記で紹介したのですが、 この作品のラストはそのときの不完全燃焼に感じた エンディングに比べるとまだ納得できるものでした。 ただ、欲を言えばアレックスにはケイトからの懇願 も吹き飛ばすような気概があればなと。そうしなければ、 いい意味でのタイムパラドックスしかないご都合主義 に思えてしまう終わり方だっただけに、面白かった のですがそこが残念でした。そういうSFを逆手に 取ったファンタジーをするなら徹頭徹尾貫き通して ほしかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.14 21:34:55
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