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2007.05.20
テーマ：DVD映画鑑賞(14218)
カテゴリ：映画な話
 冷血 みんなは人が変わったと評した でも表面だけを見て 分かるもんですか 人の内面なんて カンザスで、土地の名士として知られるクラター家の 一家四人が惨殺されるという凶悪事件が起こった。 警察による捜査後、２人の若者が犯人として逮捕された。 まさに冷血と呼ぶにふさわしい犯人は、クラター家の 金庫について知っていたとされるディック・ヒコックと、 その友人のペリー・スミス。２人のどこからそんな 残虐性が生まれ、犯行に走らせたのか。捜査が進むにつれ、 さまざまな理由と背景が明らかになる…。 先日紹介した映画「カポーティ」を見て、カンザスの 一家惨殺事件の顛末がどう描かれたのかとこの作品を 見ました。映像から見る限り、当時の世相と社会情勢を 見事に描いていて、ここまで２人の立場をリアルに 描いているところからどれほどカポーティとスミスの 友情があったのかを理解することが出来ました。ただ、 作品において同情すべきかどうかは別としてこの事件 を起こした犯人については容赦ない描写として描かれ、 モノクロ映画にも関らず、一家惨殺のシーンは真に 迫る迫力があったと思います。金目当ての犯行から 殺害への動機など解決されていないものはたくさん ありましたが、すべてが明らかにされないからこそ ノンフィクションとしてのリアリティを感じました。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.05.20 18:12:31
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