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テーマ:DVD映画鑑賞(14219)
カテゴリ:映画な話
マンダレイ デラックス版 マンダレイは奴隷の地 神に見捨てられた地です 1933年。ドッグヴィルをあとにしたグレースは、 父親らと共に新たな居住地を求めてアメリカ深南部 へとやって来る。やがて“マンダレイ”という名の 大農園にたどり着いた彼らは、そこで驚くべき光景を 目にする。白人が黒人を鞭打っていたのだ。70年 以上も前に廃止されたはずの奴隷制度がここには 残っていた。グレースは黒人たちを今すぐ解放し、 彼らに自分たちの権利と民主主義を教育しなければ ならないとの使命感に駆り立てられる。そして、父親 の制止を振り切りさっそく行動に出るのだった…。 前作「ドッグヴィル」と同様にシンプルなセットで 人間の内面をより深く描き出す、ラース・フォン・ トリアー監督のアメリカ3部作の第2弾。いや、 そもそも3部作と言う時点で3作も公開されている のかと調べたところ、まだ2作しか公開されていない ので、3作目はいつになることやら。人間を描いた 作品としては秀逸のものだと思うのですが、前作同様 後味の悪さは変わらないものでした。前作で主人公の グレースという女性の性格が明らかにされたので、 今作においてはそんなに抵抗なく見れたのですが、 これがいきなりだったらちょっときついかも。良くも 悪くもアメリカの影の部分を描いた映画であったと 思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.27 11:24:28
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