灰色の空のむこうには…

僕のアフター５というか、アフター７を過ごす
ところはたいてい京橋というところなのですが、
そこには何件か僕の行きつけのお店があったり
します。で、その中の１件が何でもお店を閉店
したとかいうウワサを聞いたのでちょっと見て
みようと思い立ち寄ると、確かに看板がない…。
でも営業はしてるっぽいのでとりあえず中に
入ってみると、変わらずチーフが出迎えてくれ
ました。僕がふらっと現れるといつも迎えて
くれるのですが、今日は特別にチーフが喜んで
迎えてくれたので訳を聞きますとめっちゃ暇で
しまずんばさんが一人目のお客さんですよ、との
こと。僕としては店を閉めたといううわさを聞いて
立ち寄ったことを言うと、正確には店を閉めた
のではなく業態変更をしたらしいです。何気に
ショットバーへと華麗なる変身をしたらしく、
まだ１週間くらい前に変わったばかりで看板が
出来ていないとか。中に通してもらうと、従業員
のお兄さんも変わらずいて、以前とさして変わり
ないままに過ごすことが出来たのですが、いろいろ
と話を聞いてますと、このお店を業態変更した
ついでに同じ系列でショットバーをしていたお店
のほうをラウンジに変えたとか。いや～、かなりの
大変革にびっくりしてしまったのですが、話している
うちにチーフがおすすめですよというので、ちょっと
ラウンジに行ってみることになりました。

会社の人たちによくラウンジとか連れて行ってもらう
ことがあるのでだいたいのシステムはわかっている
のですが、なにぶん一人で気軽にお酒を飲みに寄れる
お店というのがなかったのでチーフの紹介ということ
もあり安心していくことに。一見さんで行くお店ほど
怖いところはないですからね。で、なぜかチーフの
車というＶＩＰな待遇でお店まで送ってもらったの
ですが、前にショットバーをやってたときに来たとき
よりもちょっと広くなってる上に、カラオケまで導入。
僕は焼酎党なので焼酎をキープしてひたすら話したり
飲んだりして楽しむことが出来ました。映画の話で
盛り上がったりして、最近公開された「眉山」の話
からどういうわけかさだまさしの歌を歌うことに
なったりしたのですが。で、その「案山子」という
歌を歌っているときに僕だけで独占していたお店に
他のお客さんが入ってきたのでそれからはおとなしく
していたのですが、また飲んでしゃべっているときに
突然そのお客さんからのご馳走でドンペリを頂くことに。
いまだかつてドンペリなんて浜田省吾の歌でしか聞いた
ことがない僕はちょっと動揺してしまいましたが、好意
に甘えることにして丁重にお礼を言ってご馳走になり
ました。初めて飲むドンペリの味は白ワインみたいな
味がしておいしいですと感想を言うと、ドンペリって
シャンパンですよと突っ込まれてしまいました。って、
本当に洋酒には弱い僕です…。後でドンペリには３種類
ほどあるって聞いたのですが、やっぱりドンペリは
ドンペリなのでシャンパンもろくに飲んだことない僕は
初めての味に感動してしまいまいした。お酒といえば
やっぱりドンペリというくらいなもので何だか大人の
階段を一歩上れたような気がしますぅ。

いや～、気楽に立ち寄れるし、リーズナブルな料金だし、
お酒の種類も豊富だし、いいお店に出会えたものです。