灰色の空のむこうには…

前々から調子の悪かった僕の携帯ですが、やっぱり
機種変更するのは惜しいということで携帯ショップ
に相談に行くことにしました。このまま放置して
おけばまったく仕事にならないですし。いや、僕の
本音としてはプライベートで使いものにならないと
大きな声で言いたいのですが、さすがに９割以上が
仕事でしか使ってないのでそうも言えないので。

で、一大決心をして携帯ショップに討ち入りをする
勢いで気合を入れて順番待ちの券を受け取り、いざ
鎌倉へ。携帯ショップでは２年を過ぎた携帯の充電池
は比較的簡単に取り替えてくれるのだそうですが、
それ未満なら無料で替えてもらおうにはごねる必要が
あるとのうわさを耳にしたので、比較的のほほんと
した性格の僕にやかるというのは難しいものなので。
こう言われたらこう畳み掛けて言い返そうとか頭の
中でイメージトレーニングをしながら自分の順番が
呼ばれるのを待ちました。

５分ほどしてとうとう僕の順番、受け付けてくれた
のは僕よりちょっと若い感じの女性でどうしましたか
と聞かれたので、小粋に携帯を取り出し充電池を見せ
全然使いものにならないのですと相談すると、女性は
電池パックを見るなりすごいことになってますねぇと
言いながら電池を調べるかたわら、携帯もチェック
しました。僕はと言うと、席に座ったときからもう
どきどきでこんな女性と向かい合って座ってるなんて…、
じゃなくてあっさりと好感、…もとい交換してくれよと
祈るような思いで女性が口を開くのを待ってました。

一通り調べ終わったのか、女性が申し訳ないのですが
電池パックが異常に膨れているのが原因で電池の持ちが
悪いみたいですねぇという言葉から始まり、基本的には
電池の異常は有償での交換になりますと、無情な言葉が。
きたーーーーーっ、ここからが正念場だと僕がおりゃー
っと反論しようとすると、ですが本来ならお代を頂く
ところですが見た感じお客様の携帯には異常がなく
電池パックのみの異常ということなので無料でお取替え
させていただきますとのこと。勢いこんでやかるモード
全開になったというのにいきなりの肩透かしでがくっと
脱力モードになってしまいました。たまたま在庫の
ストックがなかったので取り寄せということで連絡先を
書いて無事終了したのですが、こんなにあっさりと
スルーしてくれるのであればもっと早くに来れば良かった
と後悔することしきりです。誰だ、僕にガセを吹き込んだ
のは…。担当しているお店の携帯担当者にはとりあえず
買い替えなくて済んだと口惜しがらせておこうっと。
って、ひょっとしてそれが策略だったとか！？