灰色の空のむこうには…

いつものように会社を出発して、高速道路を使い
三宮のほうまで店回りをしようと快適なドライブ
を楽しんでいましたら、阪神高速神戸線を少し
走ったくらいの左門殿川を越えたくらいで後ろ
からピーポーピーポーとサイレンの音が。高速を
走っているだけにパトカーの速度取締りが怖い
ので何かなと警戒しながらミラーで確認すると
救急車が後ろを大爆走中。何だ、アンバランスか
と思いながらそのまま気にせず走っていたのですが、
下道ではそれなりのスピードでぶっちぎる救急車も
高速では普通の車のほうが早いのでなかなか後ろ
から追い抜かれることなく、ぶっちぎりで走って
いたのですがなぜかこのサイレン、なかなか
遠ざかる気配がなかったのです。

高速だけにこの辺りには救急病院はないのかなぁと
気にせず走っていて、ラジオのトークに意識を
集中していたのですが、気がつけば芦屋の料金所
まで来ていました。芦屋には出口もあるからそこで
グッバイ、救急車になるのかと思いきや、なぜか
料金所渋滞の横を救急車はすり抜け、さらに高速
を爆走していくではないですか。だいたいそれまでも
武庫川の出口があったと思うのですが、そこでも
下りなかったしどこまで行くのだろうと、救急車の
後ろを見送ると吹田市消防局との文字が！って、
吹田から爆走して来たの！？いやいや、それ以前に
この先どこまで行くのでしょう？よく高速を救急車
が走っているのを見かけたりするのですが、本当
どこに向かって走っているのか疑問に思ったり
してしまいます。血液搬送車とかならまだ理解
出来るのですが、救急車って…。そんなに高速を
爆走したらスピードは救急だけど、あんまり救急車
って意味がないような。ちょっと疑問に思った一瞬
でした。