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2007.07.12
テーマ：DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ：映画な話
 ライアー 皮肉なもんだな 嘘を告白した人間の方が 嘘つきより疑われる 体を半分に切られた娼婦の死体が発見された。容疑者 として挙がったのは金持の息子ウェイランド。彼は ＴＬＥ病にかかっており、発作が起きると何を仕出かすか 分からない男だった。父親との対立も激しく、根っからの 嘘つき(ライアー）でもある。証拠は遺体のポケットに 入った電話番号のメモだけ。警察はウェイランドを 嘘発見器にかけて検査するのが、二度、三度と繰り返し てもＴＬＥ病治療用の薬を飲んでいるウェイランの検査 結果は、いま一つ当てにならない。はたして彼は犯人 なのか？ オープニングの供述からいきなり嘘発見器と王道的な 取調べから始まるこの作品、物語がどのように進展して いくのかわからず、取調べ中にもそれぞれのエピソードが 挿入され人間関係を整理するまではなかなか掴めなかった のですが、容疑者と刑事２人が繰り広げる心理戦は目が 離せなくぐいぐいと惹きつけられるものがありました。 かなり面白いものだと思うのですが、ＴＬＥ病なる謎の 奇病の話が出てきたり、容疑者がストーリー外のところで 暗躍してたりと、まるで金田一少年みたいに犯人を推理 するのにどこからそんな情報を仕入れたのだと突っ込みたく なるような変化球があったのがちょっと納得いかなかった です。もう少し無理のない変化だったらもっと面白いもの に思えたのにと思う映画でした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.07.12 16:59:04
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