|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:映画な話
unknown/アンノウン 記憶で本当の自分が 決まるんじゃない 閉ざされた廃棄工場の中で意識を取り戻した5人の 男たち。彼らは全員記憶を失っていた。やがて、 わずかな手がかりから彼らのうちの2人が誘拐された 人質で、残る3人が誘拐犯であることが明らかと なる。しかし依然として誰が人質で誰が誘拐犯かは わからないまま。誰もが混乱する中、突如鳴り響く 電話のベル。それは誘拐犯のボスからで、日没まで にはここへやって来るというものだった。5人は互い に疑心暗鬼を抱えたまま、協力して脱出を試みる。 そんな中、徐々に甦る曖昧で断片的な記憶が、彼らの 混乱に拍車を掛けていく…。 どうでもいいことですが、「アンノウン」をカタカナ で書くと「アウン(阿吽)ノ」に見えるのは僕の気の せいですか?それはともかく5人全員一時的な記憶 喪失になってしまい、自分が誰なのかがわからない ままストーリーが展開するというシチュエーション はなかなか面白かったです。って、どうやって5人 が都合のいいように記憶喪失になるの?なんて思い ましたが、薬品工場の劇薬のボンベの破壊によって 記憶障害がもたらされたという無理のない設定に 納得。5人が疑心暗鬼になりながらも密室の中で 繰り広げられる心理というのはなかなかスリル満点 でした。誰が敵で誰が味方かわからないながらも とりあえずの脱出という目標に向けて力を合わせる というのがドキドキですね。また、誘拐事件という 本題もあるので密室の外の話もそれなりのサスペンス。 密室の中と外での物語が一つになったとき、ラストで 新たな謎が待ち受けているという終わり方も後味が 絶妙でなかなかのものでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.29 23:45:52
コメント(0) | コメントを書く
[映画な話] カテゴリの最新記事
|