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カテゴリ:本の話題
ひぐらしのなく頃に第一話~鬼隠し編~(下) 鬼の狩りは邪魔をしてはいけない。 見て見ぬふりをしなくてはならない…。 昭和58年。雛見沢村をめぐる連続怪死事件に 終わりは来なかった。村人に恐れ敬われる “オヤシロさま”の祟り――“鬼隠し”――は、 今年も二人の犠牲者を出す。村中に渦巻き囁かれる 噂、事件を秘密裏に追う刑事、そして不可解な “仲間”の行動……。 点と点が猜疑心で結ばれた時、存在するはずの ない“何もの”かが前原圭一に襲いかかる――! 前巻までの平穏な日常とは一転して、非日常の 中で生きることを余儀なくされた前原圭一。 頼れるものは自分しかなく、周りは全て敵と いう中で、次第に狂気を増していく展開は ラストに悲劇的な結末を迎えるという点で 面白さが最高潮に達しました。“第一話”と 銘打たれた作品なだけあって、この上下巻を 読んだだけではすべての謎は明らかにされては いないですが、ここまでだけでもかなりの面白さ があったと思います。オリジナルであるゲーム 本編でもこの後に続編としていくつかの作品が あり、どういう構成となっているかはわからない ながらもさらにこの「ひぐらし」の世界観を より深く知りたいと思える圧倒的な内容に 時間を忘れて読み終えてしまいました。ぜひとも さらなる謎が謎を呼び、解き明かされるであろう 以降の物語に期待したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.08 22:01:54
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