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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:映画な話
墨攻 人は必ず正解を選ぶとは 限らないのです 紀元前370年頃の戦国時代、攻撃をせずに守り 抜く“非攻”を信念とする集団“墨家”がいた。 その頃、大国・趙が送り込んだ猛将・巷淹中率いる 10万の大軍を前に、全住民わずか4千人の梁城は 落城寸前の危機に瀕していた。梁王は墨家に援軍を 求めるが、やって来たのは粗末な身なりの革離ただ 1人。革離は王に1ヵ月持ちこたえれば趙軍は撤退 するはずと説明、兵に関する全権を与えられると、 さっそく城を守る準備に取りかかる。やがて始まった 趙軍の猛攻に対し、墨家の秘策で凌ぎ続ける革離は、 次第に梁城の兵士や民衆の心を掴んでいく…。 なかなか見応えのある映画でした。まさしく戦争の 本質というものを紀元前から問いかけ続けている という意味では、人間はいつの時代もやっている ことは変わらないとでも言うべきか。それとも、古代 の出来事を現代風の感性でアレンジしているのかも しれないですが、僕は“墨家”については詳しくは 知らないのでもう少しその本質についての解説があれば と思います。展開はいかにも中国的なものでしたが、 栄枯必衰の理を梁の国の姿で捉えていたのではない かと思います。映画だなぁ~と思ったのが、革離を 慕う逸悦の存在。甲冑を脱いだら実は美少女だった なんてそんな展開…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.13 19:36:09
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