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テーマ:DVD映画鑑賞(14218)
カテゴリ:映画な話
硫黄島からの手紙 我々の子供らが日本で一日でも 長く安泰に暮らせるなら 我々がこの島を守る一日には 意味があるんです 戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍 の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官、栗林忠道 中将が降り立つ。アメリカ留学の経験を持つ栗林は、 無意味な精神論が幅を利かせていた軍の体質を改め、 合理的な体制を整えていく。上官の理不尽な体罰に 苦しめられ絶望を感じていた西郷も、栗林の登場に かすかな希望を抱き始める。栗林の進歩的な言動に 古参将校たちが反発を強める一方、ロサンゼルス・ オリンピック馬術競技金メダリストの“バロン西” こと西竹一中佐のような理解者も増えていった。 そんな中、圧倒的な戦力のアメリカ軍を迎え撃つため、 栗林は島中を張り巡らせた地下要塞の構築を進めて いく…。 改めてこうした日本軍の戦争映画を見ると、戦争とは 理不尽なものであるということを強く感じました。 間違った精神論のために日本古来の伝統精神を歪んで 伝え、いまだにその伝統精神は誤解されたまま流布して いるという現実を考えると、やりきれないものがあり ます。映画としてはとても興味深く見ることが出来た のですが、硫黄島の戦いの激戦ぶりがあっさりと描か れていたのには肩透かしでした。圧倒的な武力の差を ものともせず、一ヶ月以上も善戦した誇りと尊厳を かけた戦いもあっさりと終わった感があり、もう少し 深く掘り下げてほしかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.23 00:14:13
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