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テーマ:DVD映画鑑賞(14219)
カテゴリ:映画な話
八つ墓村 人は金銭欲のためだけに 命がけになるとは限りません 岡山と鳥取の県境に位置する山村、八つ墓村。 この村には戦国時代に村人によって惨殺された 8人の落ち武者の祟りがあると言い伝えられて いた。ある日、天涯孤独の青年・辰弥はこの村 に400年も続く資産家・田治見要蔵の遺児で あると知らされ、家を継ぐよう頼まれる。辰弥が 村に入るに当たって、彼の身を案じた弁護士は、 名探偵・金田一耕助に警護を依頼するのだった…。 先日見た金田一映画のなんともいえない雰囲気 が忘れられず、またチャレンジとしてレンタル してきたこの映画。「八つ墓村」には少し思う ところがありまして、ちょっとホラーちっくな 印象があったのですが、思い切って見ました。 僕がまだ高校生の頃に犯罪心理学の本を読んだ とき、ちょうどこの物語のモデルとなった実際 に岡山県であった30人という連続殺人事件の 津山事件が取上げられていて、猟奇殺人という イメージがあったものです。その本に参考写真 としてこのリメイク版以前の映画のワンシーン が載っていましたが、あの印象がすごく強かった ので躊躇しちゃいましたが。 映画を見ると、なかなかに本格的なミステリー で最後の最後まで犯人がわからないものだった と思います。まさかという人が犯人だったのが、 前に見た映画と違うところでしたが、ストーリー 自体はとても練り上げられていて楽しむことが 出来ました。ただちょっと雰囲気が…、そんなに おどろおどろしいものではなく、それが少し 残念だったかなと。あくまでもミステリーなので ホラー的な要素を除外しただけなのかもしれません が、この事件の核となる八つ墓村の祟りのシーン だけでももう少し凄惨さがあればもっと印象深い ものになっていたかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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