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2007.10.21
テーマ：DVD映画鑑賞(14219)
カテゴリ：映画な話
 ルパン 肝心なのは 注意をそらすことだ それを覚えておけば 誰にも捕まらない １８８４年、叔父スービーズ公爵の屋敷に暮らす 少年アルセーヌ。ある日、彼は泥棒である父の指図 で、公爵夫人が所有するマリー・アントワネットの 首飾りを盗み出し、父に手渡す。だが、逃げおおせた はずの父は翌朝死体となって発見され、アルセーヌ と母は館を追い出されてしまう。やがて、２０歳と なり怪盗として活躍するアルセーヌは、公爵夫人の 娘で従妹のクラリスと相思相愛の仲になっていた。 そんなある日、彼は王家の財宝を狙う名士たちに 捕らわれていたカリオストロ伯爵夫人を救出し、 たちまち恋に落ちる…。 小学生の頃、数ある児童向けの書籍の中で一番 興味を惹かれたのがこのアルセーヌ・ルパンの 作品でした。まぁ、当時はホームズも読んでいて、 ホームズときたらルパンという流れだったという のもあったのですが。しかし、まだ当時はよく 物語の意味が理解できずにそのままになっていた ところ、中学時代に新潮文庫から刊行されていた ルパンシリーズに再会し、再び読書してました。 あの神出鬼没な怪盗紳士はどうやって生まれた のか、その答えは壮絶なものがあったと知った のはその頃のことです。 で、この映画はそんなルパンがまだ若かりし頃の プロローグとでもいうべき作品だったため、僕的 にはかなり面白く見ることが出来ました。しかも、 ルパンがルパンになった理由というところまで きっちりと描かれていてなかなか良かったです。 盗み方も派手さはないですが、それだけにリアル なものがありましたから。ただ、エンディングで さくっと年代が飛んでいたというラストの展開が よく理解できず納得できなかったのが残念な ところです。それまでの雰囲気は良かったのに、 どうして２０年くらいすっ飛ばす必要があった のでしょう。確かに一連の物語にはキーとなる 人物はそれまで静観しているのですが。そういう 意味では締めくくりが拍子抜けしたもったいない 作品です。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.10.22 00:45:41
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