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テーマ:DVD映画鑑賞(14218)
カテゴリ:映画な話
病院坂の首縊りの家 しかしまぁ、人間の成り立ちっちゅうのは ようこうも複雑に入り組んでいるもんです かねぇ 昭和26年、金田一耕助は渡米用のパスポート写真 を撮るため本條写真館を訪ね、若い女と出会う。 その後、病院坂の首縊りの家と呼ばれた屋敷を舞台 にした、残忍な生首風鈴殺人事件に巻き込まれた…。 金田一最後の事件ということで期待して見たのですが、 なんか思ったよりも金田一シリーズらしくないような 気がしたのは気のせいでしょうか?なんか金田一の 行動のあちこちに主観性が入りすぎているのが違和感 を感じてしまいました。これなら助手ちっくなことを している黙太郎のほうがよっぽど金田一に近い気が するのですが。何より、家系図がややこしすぎて最後 まで理解できないままに終わったのが悔やまれます。 主要キャラクターの人間関係もちょっと曖昧で実に 整理しづらく、もう少し簡潔にしてくれればいいもの をと思ってしまいました。しかし、シリーズに毎回 違う県警本部の捜査主任として現れる等々力警部が 回を追うごとに人間味を増していき、この映画では とてもいい味のある裁量を見せてくれたのが、救わ れるところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.28 18:13:45
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