灰色の空のむこうには…

人には誰もがみなひとつの大きな世界を持って
いまして、それは他人からは決して覗き見る
ことができないものです。その世界が大きいか
小さいかは別にしても、そこから湧き出てくる
無限の可能性とは他人には計り知れないもの
です。この世界は常識という名の鎖でがんじ
絡めに縛られていますが、自らの世界には何も
縛られるものはなく、大きく自由に羽ばたく
ことが出来ます。そんな重力を振り切って高み
を目指した者だけが掴めるもの、それは唯人が
たどり着くことの出来ない素敵な発想に他なり
ません。

今日いろいろとインターネットを眺めてましたら、
とんでもない記事を発見しました。それがこの
「ガソリンと軽油を取り違えて給油したため、
走行できなくなるトラブル」というものです。
詳細は記事を読んでいただけばわかっていただける
と思いますが、なかなか常人には出来ない奇抜な
発想。でも、言われてみれば何とか納得出来る
かも？というものです、いや絶対無理ですね…。
そのトラブルのほとんどがセルフ式のガソリン
スタンドで起こっているのだそうですが、いくら
なんでもガソリンと軽油を間違って給油する人が
いるとは思いもしなんだです。その理由がまた
神がかってまして、ガソリン代の高騰により軽油
のほうが安いからというのはまだ何とか納得する
ことが出来ますが、まさか軽自動車に乗っている
から軽油を給油する人までいるとは…。給油する
ときの給油口にガソリンの種類を書いてると思う
のですが…。まぁ、僕の車はＭＴ車の癖にいっちょ
前にハイオクを要求してたりしますが、ぶっちぎり
で無視してレギュラーで走らせているのとはちょっと
訳が違いますもんね。僕もよくとんでもない発想を
すると言われることがありますが、さすがにそこ
までは思い至りませんでした。まだまだ修行が足り
ないです。

それにしてもレギュラーやハイオク車に軽油を給油
しても事故が起きなかったとは不幸中の幸いって
やつですよね。いくら知らないこととはいえ、聞く
だけで無茶をしたもんだと思います。でも、ほんと
アクセルを踏んでも加速しないだけで済むとは知ら
なかったです、と言ってもチャレンジしてみよう
とは思いませんが。うちの会社の社用車にはまだ
ディーゼル車があって軽油を給油する車が何台か
あるのですが、昔その車に乗り始めた頃に給油する
ときにちゃんと確認しないと違うガソリンを給油
したら爆発すると脅されていましたから、ちゃんと
どのガソリンか自信がないときは確認して入れる
ようになりました。だから、こんなミスや勝手な
思い違いをして給油したりすると爆発したのでは？
という印象があったりするものですから、聞くだけ
で冷や冷やものですね。それにしても、なんとも
豊かな発想する人が多いことだと感心してしまい
ます。