灰色の空のむこうには…

今年の流行語大賞にノミネートされている言葉
の中に「ＫＹ」という言葉があります。この
言葉を知ったのはちょうど前回釣りに行った日
のこと、何の拍子に出たのか忘れましたが組長
とメールをしていて僕のことを「ＫＹ」と言った
のが最初のときでした。僕はそれを聞いたときは
電車に乗ってるときのメールで、その言葉の意味
を知らなかったので、組長に教えて下さいと言った
のですが、教えてやらんとさくっと言われたので
自分で携帯の検索で調べてみると色々と候補の
言葉はあったのですが、しっくり来たのが
「そんなの関係ねぇ」でおなじみの小島よしお氏
の略かなと。ふ～ん、世間ではそう言う風に略
しているのかなと思いながら、わかりましたと
返信したのですが、組長からの返事はなく自宅に
帰ってから御飯を食べてるときにたまたま見た
番組で「ＫＹ」のことを特集してました…。実は
「空気の読めない」ってことだったのですねぇ。
全く知らなかったです、って僕って空気が読めない
のでしょうか、しくしく…。

それはともかくとして、今日朝の通勤時に電車に
乗っているととんでもないことがありました。
普通、朝の通勤時間帯っていうのはみんな静かに
思い思いに過ごしているのが当たり前なのですが、
今朝はいつもの時間のいつもの車両に乗ったと
いうのになんか騒々しい。で、あまりのうるささ
に静かに安眠したかったのですが聞きたくもない
会話が聞こえてきたのです。どうも中学校卒業
以来に出会ったみたいな同級生の会話だったの
ですが、一人はいつもこの時間に乗っているみたい
だったのですが、もう一人はたまたま乗ったら
会ったみたいな感じ。で、近況報告をしている
ものだったのですが、その声の大きさと言ったら。
いくら静かな通勤時間帯とはいえ、それなりに時間
を合わせて出勤や通学している人もいるのですが、
そのような会話はほとんど耳に入らないくらいの
ものなのなのに、その久しぶりに出会ったであろう
不届き者の会話は耳に痛いくらい響くものでした。
誰か知らないですが、舌打ちした音も聞こえました
から。ここは喫茶店じゃないっちゅうねんと思い
つつも、すぐに乗り換えの電車に乗るので我慢
していたのですが、会話の内容はともかくとして、
通勤の電車は出勤までの憩いの時間ですから、
静かに過ごしたいなぁと思った次第でして。

空気が読めないという事態というのはいまいち
僕にはピンと来ないのですが、周りが見えないと
いうことはよくわかったりします。一応、僕の
趣味のひとつに人間観察というのがあるもので。
で、そういう周りの見えてない人の行動という
ものは余計に目や耳といった五感についてしまう
ものでして。そんなことはあまりないかと思えば
結構あるもので、今年の流行語大賞には間に合わ
ないですが、来年にはこの「周りが見えない」
というのを流行らそうかなと地味に画策中です。
「周りが見えない」＝「ＭＭ」かなと。「ＫＹ」
が今年の流行語大賞を取るかは知らないですが、
ぜひとも来年はこの「ＭＭ」がノミネートされる
ようになってほしいですね。ついでを言うなら、
この「ＭＭ」って、「マジむかつく」という
ギャル語に通じてたりして…。