|
テーマ:心のままに独り言(8845)
カテゴリ:ひとり言…
いつの頃からかははっきりと覚えていないのです
が、最近ふと気付いたことがあります。それは、 仕事帰りの帰宅途中に必ずといっていいほどの 確率で見かける小型バスの姿。交通量の多い普通 の道路ならいざ知らず、うちの地元のしかも住宅街 という趣のある信号もないようなどちらかというと 通行には適さない道幅の狭い道路を我が物顔で走る バス。その存在に気付いてからは、今日は見かける かなぁと気にしなくても場所は違えど毎日のように 見ているのである意味当たり前の光景となったの ですが、そのバスはおそらく近所にあるであろう 学習塾の送迎バスだったりします。いや、僕の 頭の中では教習所だったりスイミングスクールの バスなら見かけるのもうなずけるのですが、それが 学習塾になるとなるとちょっと違和感が。僕も学生 時代は塾に通っていたこともありますが、どちらか というとこちらから出向くという感があったので 今は塾のほうからそのような出張サービスも必要 になるのかなと時代の変化を感じずにはいられない ものでした。いや、でも親御さんの立場からすれば 塾が終わって近所まで送ってもらえるということは、 寄り道の心配もなく、変な交友関係も広がることなく、 しかも安全という意味でこれ以上もないほど心強い サービスだと思うのですが。 で、この学習塾の送迎バスなのですが、かなり謎な ことがあります。だいたい僕は20時過ぎから21時 過ぎの間に地元駅からてくてくと歩いて帰っている のですが、その変則的な帰宅時間にも関わらず毎日の ように見かける確率って。いや、それよりももっと 不思議なのはそのバスを利用している人の数。ぱっと 見では、およそ20人は座れるようなくらいのバス になっているのですが、今日見かけたバスには誰も 乗っていないのに住宅街を流しているではないですか。 いや、今日に限らずだいたい乗っているのは1人か 2人、マックスでも5人も乗っているのを見かけた ことはないのですが、これで元は取れているのだろうか と他人事ながら心配したりしてしまいます。いや、その 経費よりももっと疑問なのが、この送迎ってどこまで やっているんだろう?ということです。どう考えても 僕が出くわす場所というのが本当に車同士が履行する のも厳しいような細い住宅街の路地。こういうところ を普通に走っているということは、送迎バスがある 以上どこかに待ち合わせの場所があるとは思うのですが、 それらしきところって聞いたことも見たこともないです。 どこで誰が乗って、どこまで行き、どこで誰が降りる のかまったくわからないというすばらしい隠密行動ぶり。 あまりの疑問に晩御飯を食べながら、うちの母親に その学習塾の送迎バスの話をしてみると、うちの母親 もそれは疑問に思っていたとか。どうも近所にはその 学習塾に通っている人はいないとか…。じゃあ、どうして うちの近所をそのバスが流しているんですか!母親が 言うにはうちの家の前を通るのもその送迎ルートの中 に入っているみたいだし。 ほんのはずみで疑問に思った送迎バスなのですが、よく よく考えてみればまったくもって疑問だらけで、わから ないことばかりです。毎日見かけるものだけにすぐに わかりそうなものですが、謎が謎を呼んでどんどん深み にはまっていくとは、想像以上に懐の深い学習塾なの ではないかと思えてきました…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ひとり言…] カテゴリの最新記事
|