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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:映画な話
となり町戦争 子供みたいなこと 言わないで下さい だまっていたことは 認めたのと同じです それが民主主義のルールです 舞坂町に暮らす北原修路は、旅行会社に勤める ごく普通の青年。平凡な毎日を送る彼はある日、 ふと目にした町の広報紙“広報まいさか”の中に、 不可解な一文を発見する。そこには“舞坂町は となり町の森見町と戦争をします。開戦日は5月 7日…”と書かれていた。しかし、翌日の開戦日 を迎えても、町にはいつもと変わらぬ穏やかな 時間が流れていた。ところがそれから数日後、 北原は役場から特別偵察業務の指令を受け取る。 要領を得ないまま舞坂町役場を訪れた北原は、 そこで“対森見町戦争推進室”に籍を置く女性、 香西さんから偵察任務の概要を説明される…。 以前レンタルしたDVDに予告編があり、題名に 惹かれて借りてきた映画なのですが、何か不思議 な感じのする映画でした。日常を描いているのに ここに登場する人物たちは明らかに異質な非日常 のキャラクターのような。それこそが、このとなり 町と戦争するという日常と非日常の境界を描いた 妙味を登場人物たちにも持たせたのかも。なかなか 設定は面白く、戦争ですら決定されれば行政事業 の一環として行うという痛烈な風刺が面白く、 そんな血なまぐさい世界をよそにおだやかな日常 が開戦からも繰り返されるギャップがこの世界の 実情をリアルに描いていたと思います。ただ、 登場人物たちにあえて抑えていたのかもしれません が、個性がなかったのが残念だったような。何か ガラス張りの中で行われているものという印象が 最後まで拭えなかったのが第三者的な目線から 見えてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.03 09:52:58
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