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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:映画な話
オール・ザ・キングスメン コレクターズ・エディション 俺は決して 信念を捨てはしない “人々は汚職を許さない”と 信じる “時が必ずや すべてを明らかにする” 俺はそう信じる 1949年、ルイジアナ州メーソン市。郡の出納官 を務める実直な男ウィリーは、小学校建設に絡む 役人の汚職を告発して逆に自分が職を追われるハメ に。上流階級出身の新聞記者ジャックは、そんな ウィリーに興味を抱き交流を持つ。やがてその小学校 で欠陥工事が原因の事故が起こり、ウィリーは一躍注目 の存在となる。それに目を付けた州の役人タイニーに 担がれ、いきなり知事選に出馬するウィリー。しかし それは、対立候補の票を割るためのタイニーの策略 だった。ことの真相をジャックから聞かされたウィリー は、与えられていた演説原稿を破り捨て、自分の言葉 で聴衆に語り始めた。この演説が貧しい人々の心を打ち、 ウィリーは地滑り的勝利を収め、ついに知事の座を 射止めるのだった…。 これぞ人間の本性を描ききっているという意味では とても面白い映画だったです。政治の腐敗に憤りを 感じて知事選に名乗りを挙げた理想に燃える男が、 権力を握るやいなや、その力に溺れて身をほろぼして いく様や過去のたったひとつの選択ミスにより、青春 時代の全てを失ってしまい、くずぶり続ける新聞記者 の姿はなかなか見応えがあります。全編を通して、 複雑なしがらみともいえる人間模様に焦点を当てて 語られており、少し退屈なところもあったりしました が、それでも政治の姿というものを的確に捉えていて、 なかなかいい映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.04 19:06:11
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