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テーマ:心のままに独り言(8842)
カテゴリ:ひとり言…
え~、普段はいつもぽわわわわ~な感じの日記
を書いているのですが、今日は気になる記事を 見つけたのでちょっとマジメな話でも。 今日は休みだったのでいろいろとネットを見て いましたら、たまたま性善説やら性悪説やらに ついて書かれていたのを見たのでどちらを支持 するのかという僕の見解を。僕はぶっちゃけた 話、どちらも支持しません。いや、古代思想家 の人にケンカを売っているのではなく、僕は 生まれたときはどちらでもないと思うのです。 いや、これは僕が学生時代の頃、社会の倫理の 時間にたまたま先生にあてられたときにも 答えて、クラスからは大ブーイングを受けた のですが、僕は人は生まれたときは善いとか 悪いとか関係なく真っ白な状態で生まれると 思います。で、その後の環境や教育によって どちらの色にも染まるものだと。白色って、 何色にも染まりやすいですが、逆に色を混ぜて 白色って作るのは難しいものだと。それと 同じで、生まれながらにして人は善も悪も合わせ 持っているが故に、どちらの色でもないもの だと思うのです。そして、年が経つにつれて どちらかの色が濃く現れてくるものではないかと。 たとえば、僕という存在がありまして、これ を今から同じものを作ろうとしたとき、まず 100%無理なものです。教育は同じものが 出来ますが、環境だけはいかんともしがたく、 ひょっとすると今の環境で僕を作ろうとすると とんでもない悪人になる可能性も。ただ、それは 環境が悪いのではなく、その個人が育つ過程で 受けてきた思想云々の問題になるもので、その 人がどう育つかというのは誰にもわからない ものです。なぜなら誰しも善も悪も合わせ 持っていて、そのスパイスの調合は自身がどの ように感じて成長したかによるからです。 なので、ある人にとっては平気な事柄でも同じ ことを他人が受けるととてつもなく苦痛に感じ たりするのと同様で、僕らが育った環境での 考え方と今の考え方を同じように考えるのが そもそも間違えで、少なくとも世代が違えば ベースとなる色が違うので、根本的に違うもの だということを認識しなおさないといけないの かもしれません。 とまぁ、珍しくこのようなことを書くに至った 理由というのも、先に述べました気になる記事 を見つけたということからです。その気になる 記事というのが今新聞を賑わしている事件の 関連記事なのですが、正直言いますとこの記事 についてすごく物申したい気分です。というのも、 あからさまに言うのは控えたいのですが、この 記事に書かれている猟奇的ストーリーの本と いうのが、昨日僕が日記で書いた小説のシリーズ。 いや、これが犯行の動機解明に繋がるかもしれない というので押収するというのはどうかなと思い まして。確かにこの本の主題というのが記事に 書かれているような内容なのですが、それが 人格形成に影響したかどうかはさておき、事件 の契機になるのでしたら、世の中推理小説や ましてホラー映画なんて有害図書以外の何もの でもないんじゃないかなと。確か文学作品で 事件を起こしたのは金閣寺に火を点けた事件 もあったような気がしますが、それは遠因の 一つでしかなく、あからさまにこの記事はこの 作品をピンポイントで指摘しているみたいな 気が。なら僕はこれから犯罪者になるかもね…。 人の心の解明というのはとても難しいと思い ます。僕は事実と真実は別物だと思ってまして、 事実はいわゆる歴史上観点から見た時系列で 起こった出来事、そして真実は人の数だけ 存在するその人が感じ取った出来事のことを 言っていると思います。そのあたりは僕が 学生時代に書いたエッセイもどきのほうに 詳しく書いているのですが、この真実という ものは他人は想像することは出来はすれ、 語ることは本人の口からでしか出来ないもの ではないかと。ですので、その真実を想像する 過程で参考にするのは一向に構わないのですが、 それを一因と報道するのではなく、真っ白な 状態で生まれた人が、どうして偏った方向に 道を違えてそうせざるをえなかったのかその理由 を紐解いていくことで根本的に事件を解決して、 同じような環境で育った境遇の人らが悲劇を 繰り返さないよう再発を防ぐようにしていかない といけないのではないかと僕は思います。 くどくどとマジメなことを書いてきましたが、 僕が声を大にして言いたいのは、この小説は 面白いということです。それは、僕以外でもこの ゲームやらアニメやらマンガやら小説を読んだ 人たちならご存知とは思いますが、このように 報道されることによって、その作品を穿った 視点で世間から見られるというのがどうかなと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.16 01:27:19
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