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カテゴリ:本の話題
ひぐらしのなく頃に第四話~暇潰し編~ この惨劇が、どうして起こされたのか。 私たちだけでは真相に至ることがかないません。 どうかこれを読んだあなた。真相を解き明かして ください。それだけが私たちの願いです。 昭和五十三年、初夏。建設大臣の孫の誘拐事件を 追って、雛見沢村にやって来た公安の新米警部・ 赤坂衛。彼はそこで、1人の不思議な少女・古手 梨花に出会う。「雛見沢ダム建設反対運動」の活動 拠点でもある古手神社の一人娘で、“オヤシロさま” の生まれ変わりと崇められる彼女は赤坂の目の前で 豹変し、“重大な警告”を発する!! 前話までの舞台である昭和五十八年から一転し、物語 は遡ること五年前の、話には何度も出てきた雛見沢 ダム建設反対運動真っ只中に起こったある誘拐事件へと 焦点が当てられます。この突然の巻き戻りにちょっと 面食らってしまいましたが、話を読み進めていくと この物語も重要なパートを担っているキーワードが いくつも語られるており、今まであまり語られること のなかった古手梨花の姿がおおまかにですが描かれた ように思えます。こうして物語は昭和五十八年へと 至る、プロローグにしてエンディングまで内包した 本巻は、ひぐらしを読み解く上でさらなる謎が深まった ように感じました。一応、小説としてはこの話が最終巻 ということで何とも中途半端なところで終わるもの だと思うのですが、ゲームとしてはこの後に解答編 として何話か発売されているので、小説のほうでも その解が発売してほしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.11 08:42:37
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