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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:映画な話
バベル 我々バベルの末裔は、永遠に分かり合う事が できないのか? モロッコ。山羊飼いのアブドゥラは知り合いから一挺 のライフルを買い、それを山羊に近づくジャッカルを 追い払うためとして息子の兄弟アフメッドとユセフに 与えた。すると、兄弟は遠くの標的めがけて遊び半分 で射撃の腕を競い合い、ユセフが険しい山間部を走って くる一台のバスに引き金を引く。そのバスには、一組の アメリカ人夫妻リチャードとスーザンが乗り合わせて いた。彼らは、生まれて間もない3人目の子供を亡く したことがきっかけで壊れかけた絆を取り戻そうと、 2人だけで旅行にやってきた。ところが、どこからか 放たれた銃弾が運悪くスーザンの肩を直撃。リチャード は血まみれの妻を抱え、医者のいる村へと急ぐ。 一方、夫妻がアメリカに残してきた幼い子供たちマイク とデビーの面倒をみるメキシコ人の乳母アメリア。息子 の結婚式に出るため帰郷する予定が、夫妻が戻らず途方 に暮れる。やがて彼女は仕方なく、マイクとデビーも 一緒に連れてメキシコへと向かうのだった。 日本。妻が自殺して以来、父娘関係が冷えきっている 東京の会社員ヤスジローと女子高生になる聾唖の娘 チエコ。またチエコは満たされない日々に孤独と絶望 を募らせていた。そんな中、モロッコの事件で使用 されたライフルの所有者として、ヤスジローの名前が 浮かび上がる…。 やっぱり話題作は見ないといけないだろうということ で、一昨年の数々の映画の賞を騒がせた本作をレンタル してきました。あれだけ有名になった菊池凛子女史も 今まであまり知らなかったので、どのような演技を したのか知りたかったですし。で、映画を見終えた 感想なのですが、この映画って何?というのが率直な 意見でした。ある事件を軸にして3つの視点から物語 が展開するのですが、時系列はばらばらだし、本題に 関係のあるエピソードはひとつだけで、日本編なんて まったく関係ないし。しかも菊池凛子女史の役って 結局何だったのか理解不能。これがあれだけ映画祭を 騒がす映画なんてよくわからないです。いや、もう 一度じっくりと見たら、物語がもう少し見えてくる のかもしれませんが、とてもじゃないですがもう一回 見ようとは思えない映画です。はっ、それがバベルの 意味なのかと、ある意味では納得ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.17 20:48:58
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