860718 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

灰色の空のむこうには…

灰色の空のむこうには…

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

しまずんば

しまずんば

Headline News

Calendar

Recent Posts

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

MIDNIGHT★B… 青葉 蓮さん
○●Precious… ☆.。.:*・゜shooting star゜・*:.。.☆さん
豊かさを高める成長… Miyuki♪さん
川の流れのように ゆっちだもん8327さん
掌の砂、流れる雲、… ゆっちですよさん

Comments

zer@ aspenly A unique site that allows children to r…
http://buycialisky.com/@ Re:コインパーキングでの攻防…(06/25) discount brand-name cialisdiferenca do …
http://buycialisky.com/@ Re:「結婚しない」…(12/20) over the counter generic cialisbuying c…
http://buycialisky.com/@ Re:幸せ…(07/30) where to buy cialis soft fromwanneer ci…
http://buycialisky.com/@ Re:「DQNに彼女寝取られたので復讐してやったww」…(01/08) inexpensive cialis softwomen opinions o…
2008.02.20
XML
カテゴリ:本の話題

Q.E.D.証明終了 29巻


気分転換によくマンガを読んだりするのですが、
普段は何の気なしに読んでいるのでそんなに
引っ掛かることはないのですが、この巻に収録
されている「エレファント」というエピソードに
とても僕の心の琴線に触れる言葉があったので
ひさしぶりにマンガの紹介となります。

ちなみに僕はこの加藤元浩氏のマンガはサスペンス
風味があったりするので結構好きでほとんどの作品
を読破してたりするのですが、それはまた別の機会
に。このマンガはマサチューセッツ工科大学を15
歳で卒業したにも関わらず日本の高校に再入学した
どこにでもいそうで絶対いない変わり者の燈馬想と
燈馬のクラスメイトで行動力と能天気な明るさを
兼ね備える健康優良女子高生の水原可奈が主人公で
体験する数々の出来事や事件を解決するという作品
です。毎回クリスマスの時期が来るとこの高校では
恋人のいないさみしいロンリーアローンな学生たち
が街で暴動を起こさないように栗ようかんパーティー
なるものを開催するというのが僕の中ではお気に入り
だったりします。いや、何でそんなネーミングかと
言えば日本人なら栗ようかんだぁ!ということで栗
ようかんになったそうですが、僕も参加してみたい
年頃です。いや、僕は栗ようかんは苦手ですが…。

で、今回の出来事は1ヶ月前くらいからどこからとも
なく現れた海賊さんにまつわるエピソードで、その
海賊さんの話を聞いていた同高校のミステリ同好会
所属のUFOマニアの盛田織理(通称モルダー)が
きっかけとなって海賊さんの騒動に巻き込まれると
いうものなのですが、エピソード自体はしんみりと
していて伏線ばりばりのとてもいい話でした。これ
は一見の価値があると思いますが、この中で語ら
れる懸賞金の懸けられたポアンカレ予想は話中での
説明を読んでもちっとも理解できなかったりするの
ですが。

で、何が僕の琴線に触れたのかというと、このUFO
マニアのモルダーの言葉です。海賊さんと一緒に銭湯
でお風呂に入っているときに、海賊さんから宇宙人に
会ったことがあるのか?と聞かれて、まだと答えた
モルダーでしたが、その後に続いた言葉がとても感動
してしまいました。

「それに人類がまだちゃんと宇宙人に会えないのは
 仕方ないんです」


それはなぜ?と聞き返す海賊さんにモルダーは、

「オレが一番最初に会うからですよ」
「オレが会ってないんだから他の奴が会えるわけが
 ない」


この言葉に海賊さんは意気投合し、だからこそ世界は
美しいと言うのですが、今まではお笑い担当として
迷惑な騒動ばかり起こしてきたミステリ同好会の面々
の一人でしかなかったモルダーでしたが、僕の中では
信念を持って夢を追い続けてるみたいでまぶしく思え
ました。こういうように自信を持って言うことが出来る
ものがあるというのはうらやましいことだと思います。

こうした読み飛ばされそうなちょっとしたエピソード
の一幕にも人を勇気づける言葉を込めることの出来る
マンガという文化は素晴らしいものですね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.02.21 22:24:03
コメント(0) | コメントを書く
[本の話題] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X