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テーマ:DVD映画鑑賞(14218)
カテゴリ:映画な話
主人公は僕だった これまで気にも留めなかった 日常のささいな習慣が 新しい人生の扉を開ける きっかけになろうとは 国税庁の会計検査官ハロルド・クリックは、規則 正しく単調な毎日を送る平凡な男。ところがある 朝、彼の頭にナレーションのような女性の声が 聞こえる。それは断続的に聞こえるようになり、 文学的な表現でハロルドの行動を的確に描写して いく。どこかで自分を主人公にした小説が書かれ ていると疑い始めたハロルドは、“このささいな 行為が死を招こうとは、彼は知るよしもなかった” という信じがたいフレーズを聞いてしまう。困惑 した彼は、文学を専門とするヒルバート教授に 相談してみることに。そんな中、国防費に抗議して 税金の一部を滞納し続ける勝ち気なパン屋の女店主 アナに心惹かれていくハロルドだった…。 レンタル屋さんで半額セールがやっていたので、その タイトルの意味不明さに興味を持って勢いでレンタル した作品でしたが、思いのほか面白かったです。最初 何が何だかさっぱりわからないながらも、次第に 明らかになってくる謎の声の正体。それと並行して 起こる主人公の環境の変化は見物でした。どうして 小説の世界と現実の世界が同一軸の中で起こったのか わからなかったですが、それでも文学史に残る名作を 映画として見るよりもまぁまぁながらも心あたたまる 映画を見るほうが面白かったと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.02 15:48:27
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