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テーマ:心のままに独り言(8844)
カテゴリ:仕事場でのあれこれ
うちの会社には通称ジュラルミンと呼ばれる、
大きな車があります。よくクール宅急便とか 走るセールスドライバーな人たちが乗ってる ような大型の車です。商品の配達や搬入などで 大量の荷物を持っていくときには各セールスが 予約してその車を使うようにしているのですが、 今週末にあるイベントの設営に必要な什器が とても大きく物量があるので、その予約車を 使って搬入に行きました。 什器を持って行ったのは三宮のセンター街に あるお店で、当然のことながらお店の前に 駐車場がないので申し訳ないなぁと思いながら 搬入口の前で路駐しながらさくさくっと什器を 下ろして無事荷物を下ろすのは完了。設営は 明日になるので、下ろすだけ下ろした荷物を どうやってお店の中に入れようかなと考えながら とりあえずはこの車をどうにかしないとと、 いつもなら市営の地下駐車場に停めるのですが、 さすがに高さは3メートル近くある車なので 高さ制限に引っ掛かるので青空駐車場に停めよう とちょっとお店からは距離のあるところに駐車 しに行きました。この車は僕一人で運転していた のですが、当然これだけの物量のものを1人で 搬入するなんて無理無理な話で、2人の先輩たち に手伝ってもらいながら荷下ろしをしていた のでお待たせするわけにはいかないとさくっと お店に帰ろうとコインパーキングに入り、入り口 で駐車券を抜き取って停めようとすると、がた がたっという音が。ちょうど入り口のところが 坂になってたので段差にひっかかったのか、 それとも後ろのドアが開いたのか焦りながら 入り口を通過して確認すると異常なし。あれ? とか思ってる僕の視界に揺れてるものが見え ました。 何だろう?と思ってよく見ると、僕はまったく 知らなかったというか気付かなかったのですが、 発券機って雨除けのためにだいぶ高いところに 屋根があったんですね。ちょうどその屋根に 車の天井が当たっていました。幸いなことに どちらも無事だったので良かったのですが、 なぜに高さ制限のない青空駐車場なのにそんな 屋根があるんだぁ!と突っ込みながら車を停めた 僕はふと冷静になって出口を確認に行きました。 入り口に屋根があるってことは当然出口にも 屋根はあるわけで…。しかも入り口の屋根には 何もなかったのですが、出口の屋根には防犯 カメラがついてるし!高さはよく見比べると 完全にアウトでしたが、横幅は充分スペース があったので、何とかぎりぎり端を通ると問題 なさげでしたが、その駐車場ってちょうど漢字 回の字状に車の駐車スペースがあり、出口は 外側の口の右上部分。つまりハンドルを切り ながらしか外に出れないわけで、軽自動車なら 難なくいけるのですが、こんなにどでかい車 ならどうやって切り返しをすればいいか、自分 のドラテクに自信のない僕は緊張しながらお店 に戻りました。 さくさくっと仕事を終わらせて、とうとう帰る 時間が。普段なら喜び勇んで会社に帰るところ なのですが、あいにく防犯カメラのトラップ 付きの駐車場から出ることを考えれば全然心が 踊らなかったです。けれども戻らなければ帰れ ないわけで、駐車場についてもう一度確認しても どう贔屓目に見ても完全にぶつかるし。とり あえず運転席に戻って途方に暮れている僕の 横を1台の車が通り過ぎました。うん?あの 車ってどこから出たの?とか思って見てみると、 ミラクル発生!なんと駐車場の出口のちょうど 真正面の車が外に出たじゃないですか。これは チャンスと急いで車を動かし、その駐車スペース に一度車を入れ込んで出口スペースの左端ぎり ぎりにバーの前に来ると、車の天井は屋根に 掠ることなく余裕で通過。料金を精算するには 車を降りないといけなかったですが、無事に 出ることが出来てほっとしました。こんな ミラクル、そうそうあるわけでもなく、この タイミングじゃなければとても帰れなかったの では…、と思うとかなりデンジャラスな駐車場 の出来事でした。いや、ふつーはこんなところ で危機一髪は感じないと思うんですが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.15 18:41:11
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