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テーマ:心のままに独り言(8837)
カテゴリ:仕事場でのあれこれ
仕事が終わるのがちょっと遅くなって小腹が空いた
なぁ~と思いながら帰ろうとしたとき、僕より少し 前に帰られたコイ先輩から電話がありました。何か 忘れ物かなと思いながら電話を取ると、今から晩を 食べに行くんだけどどうかな?というお誘いの電話 で何でもうなぎを食べに行くとか。空腹な僕は喜んで 行きますと返事をし、仕事をさっさと片付けて即退社 をすると、会社のそばにいたコイ先輩と合流。そう いえば、ここ最近うなぎを食べてないなぁと思い ながらどこまで食べに行くのかコイ先輩に聞くと、 ちょっと歩いたところというので、そんな会社の そばにうなぎ屋さんなんてあったかな?と思いつつ、 コイ先輩の案内でお店に歩いていきました。歩いて いて思ったのですが、コイ先輩は180近くある 長身の方で、僕は173センチとちょっとしか身長 が変わらないのですが、足の長さがかなり違い、 コイ先輩はかなり長いリーチの持ち主。普段みたい に駅までとか知れてる距離ならそんなに差はない のですが、ちょっとそこまでがかなりそこまでの 距離だったのでさくさく歩いていくコイ先輩に着いて いくこと30分くらい、ようやくお店のそばに着いた ときには多少息が切れていました。 お店のそばにはカートン姉さんもいて合流したの ですが、ここやでと言われたお店はこじんまりと したうなぎ屋さん。ほへ~と思いながら入ったお店 の中はカウンターのみで10席くらいしかないところ だったのですが、書かれているメニューはかなりいい 値段してました。せっかくのうなぎ屋さんですし、 いいのを食べようか悩むところだったのですが、無難 なところで上のうな重を頼んで、カウンターに並んで 出来上がるのを待ってました。そのお店はカウンター の真ん前に調理スペースがあり、作ってくれている のを見ることが出来るのですが、僕らしかそのとき にはいなかったので、職人さんが炭を入れているところ から見ることが出来たのですが、カウンターの上に 何気に置かれているのは備長炭との説明が。いや、 そこからして値段に見合うくらいの本物だぁ~と 思いながら眺めていると、奥の炊事スペースには たらいみたいなところに水が流しっぱなしになって いたのですが、職人さんがたらいに手を突っ込んだかと 思えばうなぎを取り出してさくさくさばいていきました。 いや、よく見るとうなぎはまだ生きてるし。かなり 新鮮だなぁと思いつつ、そうした光景に圧倒されてか、 僕ら3人は職人さんが調理するのを見ていて会話が ほとんどなかったような。念入りに焼き上げていく その姿にある意味感動しながら、出てきたう巻きを まずつつきながら出来上がりを待つと、ようやく お重に入って登場。ご飯が見えないくらいに敷き つめられたうなぎにびっくりしながらまずは一口 食べてみると、最初は普通かな?と思ってたのですが、 噛めば噛むほど口の中に広がるうなぎの味に驚いて しまいました。うなぎってこんなにおいしいもの だったのかと。一度食べると病みつきになるのか、 さくさくっと食べていき、あっという間になくなって しまいちょっと物足りないくらいでしたが、それくらい のほうがちょうどおいしく食べ終えることが出来た のでかなり満足でした。 そこから駅は中途半端なところにあるので、食後の 運動がてらまた歩いて行ったのですが、その道中に 前にコイ先輩が面白いバーを見つけたと言ってた ところがあったので、時間もまだ早いことなので そこに寄ることに。そのバーは駄菓子バーという もので、名前を聞くだけでは何だか想像しにくい ところ。まぁ、行ってみてのお楽しみということで しばらく歩いてお店に入ったのですが、入って早々 驚かされてしまいました。中で子供が紙風船で 遊んでいるし…。いや、本当にここはバーなのか と思いつつ、奥には女将さんとおばあさんがいて、 その子供はどうやら先客の女性の息子さんみたい でした。で、席に案内されてようやく落ち着いた ところで店内を見渡すと、やっぱり駄菓子バーと いうだけあって、入り口には駄菓子がたくさん置いて あり、なんだか懐かしいのもたくさんあってちょっと 感動。視線を上にやると、ケースの中にたくさんの アニメなんかのフィギアが飾られていて、これまた 懐かしいのがいっぱいあってどちらかというとバー という雰囲気よりも小料理屋さんの感じなお店に のんびりしながらゆっくりと過ごしていました。 そうこう飲んでいるうちにおばあさんが僕らの 席に来て、いろいろ話していたのですがどうやら このお店は何十年も前からおもちゃ屋さんをして いたそうで、ケースの中にあるフィギアはそのとき の名残だとか。2~3年前におもちゃ屋さんは 閉めてしまい、駄菓子屋さんに転向したそうですが、 数十年もやっていると子供の頃におもちゃを買いに 来た人が大人になって子供を連れてお店に来る ようになったところから、子供だけでなく大人も 楽しめる空間にしたいということで駄菓子バーを 始めたということを教えてくれました。日中は 普通の駄菓子屋さんで子供たちの遊び場になり、 夜になるとカウンターの後ろにカーテンで隠して いたところを取ると焼酎の瓶がずらっと並んで いるというなかなかオシャレなところでした。 女将さんもおばあさんも話好きでいろいろ話して くれたので、なかなか面白かったです。中でも 面白かったのが、このお店には名物ネコのふく ちゃんがいるそうで、このネコは有名らしく よく雑誌の取材が来たりするのだそうですが、 お店も珍しいので取上げられるのはほんの小さい スペースなのに、このネコを特集されるのは 見開き1ページとかで実際その本も見せてくれた のですが、何でこんなに扱いが違うんだぁ~とか 女将さんがぼやいていました。たまたまですが、 今月の4月22日発売のKANSAI1週間に お店が紹介されるという話を教えてもらったの ですが、ネコではなくてお店の紹介なのでたぶん ちょこっとだけだろうと話してました。 そんな話をしている中でもおばあさんははさみ を持ち出し、僕らのお皿に駄菓子を次々入れて くれたのですが、うなぎを食べて満腹な僕らは ちょびちょびつついてようやく完食したと思えば またおばあさんが駄菓子を入れてくれるという のを繰り返しながら面白い話も聞けてなかなか 良かったです。そのネコのふくちゃんは夜の 22時以降にしか現れないそうで、良かったら 見ていってと言われてたのですが、本当に22時 頃になると現れたのにはびっくりしました。その ふくちゃんもこのお店ではある意味名物だそうで 我がもの顔でお店の中を歩いているのはとても 面白かったです。 意外なところに意外なお店を見つけることが出来て、 大満足だった仕事後の出来事でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.01 17:07:45
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